筋肉はふしぎ―力を生み出すメカニズム (ブルーバックス)

著者 : 杉晴夫

• 講談社 (2003年12月21日発売)

作品紹介・あらすじ

計り知れない力を生み出す「筋肉エンジン」のしくみに迫る。絶えず自動的にリニューアルされているばかりでなく、使えば使うほどバージョンアップされていく筋肉。そのはたらきをエンジンになぞらえれば、アクセルはなんと人間の「意志」なのだ。「身体」の化学反応を「心」がコントロールする、なぞに満ちた筋肉活動のしくみを最新の知見を交えながらやさしく解説した入門書。

感想・レビュー・書評

[aya00226さんの感想 · 2020年2月6日]

筋肉は絶えず活動状況に影響を受けている。
トレーニングを毎日積み重ねることが必要。目に見えるようになるまで開始後2～3ヶ月かかる。逆も真。
骨格筋だけではなく、心筋にも起こる。呼吸筋や心臓。
カスケード反応により部品の製造活動が盛んになる。

知的は運動は脳の老化を阻止する。
指揮者や演奏家は長寿が多い。体と頭を使っているからではないか。
結局、筋肉と脳は使用することが委縮を防止する一番いい方法。

著者プロフィール

帝京大学名誉教授

「2021年 『筋収縮の謎 研究の歴史とこれからの課題』 で使われていた紹介文から引用しています。」