改訂新版 暗号の数理―作り方と解読の原理 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 147
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062574907

作品紹介・あらすじ

古代ローマに生まれた「シーザー暗号」から、IT時代のセキュリティを支える暗号技術までを、親しみやすい秘話を交えながら丁寧に解説。エドガー・アラン・ポーでも解けなかった暗号の解法は?"美しいが役立たず"だった整数論が突然"軍事機密"と化した天才的着想「公開鍵暗号」のしくみとは?暗号の「しくみ」と「解き方」がわかる本。

感想・レビュー・書評

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  • 「踊る人形」とのフレーズに惹かれて、、
    きしゃぽんコラボのブクブク交換で手に入れた一冊。

    正直理系については、遥か彼方の記憶なんですが、、
    RSA方式とか公開鍵暗号は仕事柄、知っておくべきかと読了。

    二銭銅貨、黄金虫、踊る人形など、ミステリーに絡む暗号も、
    現実に使われていた暗号も、意外と共通点が、、ふむふむ。

    暗号の歴史をなぞるとの点で、非常に興味深かったです。
    専門的な部分について難しかったですが、読み応えがありました。

    ん、ちょっとした言葉遊びにも使えそうな、なんて。

  • 古典暗号の歴史,公開鍵暗号の仕組みの概要がメインの読み物。

  • 古い本で戦時中の話多め。ビール暗号は偽物というスタンス。かなり説明が端折り気味。公開鍵暗号は難しいのでななめ読みした。

  • ポーの小説に出てくるような暗号から、公開鍵暗号やエニグマ暗号、更には量子暗号といった今正に研究中といった暗号まで解説しています。

    公開鍵暗号や量子暗号に関してはかなり説明を端折っているので、少し(かなり?)難しい内容ですが、概要を知るには優れた本です。

    暗号の基礎を知りたい方にはお薦めの良書です。

  • 1-4 ネットワーク・通信理論・コンピュータ

  • 前半は小説や戦争で使われた暗号や古代文字の解読など,暗号にまつわる話を紹介し、後半ではインターネット通販などで利用されている「公開鍵暗号」について,“作り方と解読の原理”を解説している。<改訂新版>では「量子暗号」などの章が追加された。数式による解説を読み飛ばしても,暗号に関する知識など,得るものはある。(師啓二先生)

  • [ 内容 ]
    古代ローマに生まれた「シーザー暗号」から、IT時代のセキュリティを支える暗号技術までを、親しみやすい秘話を交えながら丁寧に解説。
    エドガー・アラン・ポーでも解けなかった暗号の解法は?
    “美しいが役立たず”だった整数論が突然“軍事機密”と化した天才的着想「公開鍵暗号」のしくみとは?
    暗号の「しくみ」と「解き方」がわかる本。

    [ 目次 ]
    第1章 秘密通信と暗号
    第2章 暗号の種類
    第3章 慣用の暗号体系
    第4章 公開鍵暗号の原理
    第5章 公開鍵暗号の現状
    第6章 量子暗号の展望

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著者プロフィール

京都大学名誉教授、理学博士。1926年 東京都に生まれ。東京大学理学部卒業。立教大学助教授、東京大学助教授、立教大学教授、京都大学教授、東京電機大学教授などを歴任。

「1971年 『微分方程式を中心とした 微分積分学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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