脳から見たリハビリ治療―脳卒中の麻痺を治す新しいリハビリの考え方 (ブルーバックス)
- 講談社 (2005年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575003
作品紹介・あらすじ
脳卒中の後遺症と闘う「すべての人」へ
リハビリテーションで脳が変わる!
脳卒中により、一部の脳細胞は死んでしまう。ではなぜ、麻痺や障害が起こった身体がリハビリにより再び機能を取り戻せるのか?最新の研究により、この回復過程で、残された脳細胞が柔軟に役割や構造を変えていることが明らかになってきた。本書ではそのメカニズムを豊富なデータで示し、脳のことを考えた21世紀のリハビリ治療の考え方を解説する。
いま、リハビリテーション医学に革命が起こっている――
●一度は失われた機能を、脳が自身の構造を変えて取り戻す
●機能回復の脳内メカニズムを考えれば、より効果的なリハビリができる
●チームで治療に当たる脳卒中ユニットや回復期リハビリテーション病棟を持つ病院がよい
●脳のことを考えたリハビリ治療の現場とは?
感想・レビュー・書評
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脳の可塑性の点より、リハビリの成果が科学的に説明できるようになり、そのことでリハビリは進歩している。動物実験のところはいまひとつわかりにくかった。
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[ 内容 ]
脳卒中により、一部の脳細胞は死んでしまう。
ではなぜ、麻痺や障害が起こった身体がリハビリにより再び機能を取り戻せるのか?
最新の研究により、この回復過程で、残された脳細胞が柔軟に役割や構造を変えていることが明らかになってきた。
本書ではそのメカニズムを豊富なデータで示し、脳のことを考えた21世紀のリハビリ治療の考え方を解説する。
[ 目次 ]
第1章 リハビリのスーパーマンクリストファー・リーブ(突然の死;落馬事故で四肢麻痺 ほか)
第2章 脳卒中とリハビリテーション(脳卒中とは?;リハビリテーションはどうおこなわれるのか ほか)
第3章 リハビリで脳が変わる(アメリカにおける脳卒中の現状と研究の方向性;学習における脳の変化 ほか)
第4章 治療の現場(脳卒中リハビリテーション入院の実際;病状の正確な把握 ほか)
第5章 どんな病院で治療を受けるのがよいか(脳から見たリハビリテーション治療の新しい流れ;どこで治療を受けるのがよいか ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
帯に「脳卒中の後遺症と闘う<すべての人>へ」とある。
なんせ、「麻痺を治す新しいリハビリの考え方」だ。めっちゃ期待した。
……3年前に読んだ本の中の「脳にはダメージを受けたときのためにバックアップがある」というのとなんらかわらない。
ただ、再生しないといわれている脳細胞だけれど、訓練によって、別の神経ルートができ、それによって機能が回復するというのを、動物実験によって証明した、っていうのが主旨みたい。
うーーん。
期待はずれ。
全体的に、何かのシンポジウムか、学会かで、発表したものをそのまま本にしたっぽいので、文章もやたら読みにくい。
全然、闘うすべての人へ、にはなってないと思います。
ま、それでも、最近倒れて医者から回復しないって言われた人には、光明になることだと思う。 -
リハビリ治療を科学的に説明した一般向けの啓蒙書
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初心者向けリハビリ最新情報といった内容。さほど勉強にはならなかったが、この検査法(経頭蓋〈けいとうがい〉磁気刺激法〈TMS〉)は知らなかった。
<a href=\"http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090115/p2\" target=\"_blank\">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090115/p2</a>