「説得力」を強くする 必ず相手を納得させる14の作戦 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062579193

作品紹介・あらすじ

人間は、ふだんは論理的思考をしていない!「アナロジー思考」+「論理的思考」で迫る、まったく新しい説得力増強法。

 説得力とは、自分の主張の味方を増やす現代人最大の武器。なぜ説得に失敗するのか? 人が納得するのはどういうときか? 相手の論理的思考だけでなく、直観を操るアナロジー思考にも働きかけ、スピーディに説得する技法を伝授します。『「分かりやすい説明」の技術』など、累計65万部を超える著者一連の「コミュニケーション・スキル」シリーズの集大成の一冊。これまでのシリーズのエッセンスも惜しみなく詰め込んだ実践決定版です。

感想・レビュー・書評

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  • 論理的思考に偏りがちなので、アナロジー思考も意識していきたい。また、対偶に直して、主張の正しさを確認してみる。

  • 説得力をテーマにした本だけあって、
    内容も頭に入りやすくて読みやすい。

    たとえ話の作り方や日頃の頭の鍛え方に言及されているのが嬉しい。
    私はたとえ話の重要性を理解していても、全く思い付かず諦めていたタイプなので、是非実践してみたい。

  • ★人はどのような時に説得されるのか①主張が分かりやすい時②主張が論理的である時③その道の専門家の意見を聞く時④主張者が自分の味方である時⑤主張自体が正しいと直感できる時
    ★鵜呑みせず、何故そうなるか?考える習慣を!根拠の確認できない情報は知識として蓄積しない
    ★脳の入り口は狭いので細切れに伝える。ゆっくり、間を入れながら話す。
    ★何が言いたいの?と言わせない。1番の主張を初めに言う。話の設計図を初めに言う事で相手が完成図をイメージしやすくなる。看板、タイトルをつける事で相手が情報を取捨選択しやすく、短時間で効果的に情報が得られるようにする。
    ①疑問封殺②設計図③看板効果
    ★相手の前提知識を把握する。足りない所を説明すると親切。
    ★狭い世界の常識に要注意!自分にとってだけの常識であって相手にとっては常識でない部分が説明から抜け落ちる。

  • 説得力は、現代人にとって最大の武器だ。説明力、交渉力、表現力といった人気シリーズのエッセンスを集大成し説得力に磨きをかける実践決定版。

  • 逆、裏、対偶についてかなりのページを割くくらいなので、対象としては学生から新社会人くらい、あるいは、きちんと理解し直して人に説明するためであれば社会人でもある程度有用。わかってるつもり、でも、一通り本になっているものを読み直すとそれなりの発見や知の更新がある。

  • 説明、説得のハウツー。わかりやすいし読みやすい。

    対偶や裏、逆、久々に、目にした言葉。
    対偶は正しいが、逆や、裏は正しいとは限らない。

    入り口は特に欲張らずに細切れに。


    設計図を最初に。冒頭で主張を。
    疑問封殺効果。設計図効果。看板効果。

    相手の前提条件に合わせる。

    抜け漏れを防ぐ。抜粋しても、相手が漏れ抜けと感じると、理解が進まない。





    目次
    第1章 説得力とは何か
    第2章 説得力の構成要素
    第3章 あなた自身の信頼度を高めよ!
    作戦1 「鵜呑み」習慣を卒業せよ!
    作戦2 「たとえ話」のセンスを磨け!
    作戦3 論理の落とし穴に注意せよ!
    第4章 分かりやすく説明せよ!
    作戦4 細切れに伝えよ!
    作戦5 設計図を最初に渡せ!
    作戦6 相手の視点から説明せよ!
    作戦7 たとえ話で説明せよ!
    作戦8 例示、例証せよ!
    第5章 論理的に説明せよ!
    作戦9 主張の真偽を事前確認せよ!
    作戦10 サンドイッチ構造で説明せよ!
    作戦11 常識のギャップに注意せよ!
    作戦12 根拠の裏づけをとれ!
    作戦13 根拠能力を確認せよ!
    作戦14 「つなぎ言葉」を効果的に使え!
    第6章 説得力を強めるチェックリスト

  • 最後のチェックリストはかなり使えそう。

  • 説明するという行為を論理的に説明している。

    逆・裏・対遇の考え方は、頭の整理に役立ちそう。
    人を安易に信ずる人は、説得力がないとの指摘は目からうろこである。
    いつも考え続け、
    比喩表現を磨いていくこそ説得力を高める方法である。

    日々、スキルアップしていきたい。

  • 請求記号 361.45/F 66

  • 途中で読むのをやめてしまった。説明に根拠や新たな発見がなく、非常に浅いビジネス書であった。期待しているブルーバックでハズレが最近多い。本屋で軽く読んでから購入することにしたい。

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著者プロフィール

藤沢 晃治(ふじさわ・こうじ)

慶應義塾大学卒業。管理工学を専攻し、卒論では、AI(人工知能)をテーマとしてチェスを指すプログラムを作成。大手メーカーでも専攻を活かして、ソフトウェア・エンジニアとして勤務。『「分かりやすい説明」の技術』、『「分かりやすい文章」の技術』、『「分かりやすい表現」の技術』の3部作のベストセラーなど、講談社・ブルーバックスの著作がシリーズ合計65万部を超える。2005年に退職後、数多くの企業向けの研修で活躍中。「分かりやすく伝える技術」をテーマに、日本テレビ系の教育バラエティ番組『世界一受けたい授業』にも講師として出演。TOEIC900点、英検1級、工業英検1級、通訳ガイド資格(英語)なども持つ。
その他に『日本人が「英語をモノにする」一番確実な勉強法』(三笠書房>)、『新装版「分かりやすい表現」の技術』(文響社)、『心を動かすプレゼンの技術』(角川書店)、『「判断力」を強くする』(講談社)など著書多数。

「2020年 『頭のいい段取り すぐできるコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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