はいからさんが通る(2) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社 (1995年6月2日発売)
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本棚登録 : 459
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062600873

作品紹介・あらすじ

ハイカラ紅緒が繰り広げる恋の大パノラマ!突然現れた婚約者・伊集院少尉に、紅緒のハ-トは一直線。しかし、ジャジャ馬・紅緒の大暴れが原因で、彼は戦場へ。波乱万丈の恋の行方は?ロマコメの決定版!!

感想・レビュー・書評

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  • フィアンセの少尉(伊集院忍)が戦死したとの知らせは、なんてむごいんだろうか。
    だけど、ほとんどの読者はそんなはずはない!生きている!と、希望を胸に読むことだろう。

    伊集院家の祖父母を支え、膨大な借金返済のために紅緒は就活し、冗談社(じょーだんしゃ)という出版社で働き始める。そこの女嫌いの編集長がまたまた足長すぎで、少尉とは違ったタイプのイケメン。
    この編集長も、しだいに紅緒に惹かれていくのだが、少女マンガのヒロインは至る所でモテまくるのが物語の筋なのだろう。
    紅緒の幼馴染の歌舞伎役者(女形)の蘭丸も紅緒のことが好きで好きで、紅緒にフィアンセが居ようとも陰からお慕いいたしますな姿がケナゲでキュート。
    美形がたくさん登場するのは目の保養になります。

  • 思いがけない少尉に関する知らせで
    悲しみに暮れ、物語は新しい運命を回し始める。

    と、オスカル様的豪華男子編集長登場!
    オスカル!と目を輝かせた途端放たれる
    「とにかく俺は徹底した男尊女卑なのだ!」

    なのだ!って、バカボンの!?[゚ロ゚]
    と思わず突っ込みたくなるドタバタ感!

    女の子に触られると湿疹が出たり、
    幸せになるかと思うと死亡説に罠、ライバル、
    行き詰っちゃえば記憶喪失だー!
    大転回も恐れぬ強引さが昼ドラテイストで
    ずいずい進んで、もうどうにでもしてーな楽しさ♡[笑]

  • もう止められません!
    先が気になってしかたがない!!

    こんな切ない漫画だったかな。
    確かにストーリーは大筋は覚えてるんだけど、こんなに切ない場面が長いお話だったかな。

    記憶が戻った少尉、それを知らない紅緒さん、そこに絡んでくる様々な人たち。
    もうたまりません!

    続き読みたくて明日は仕事に行きたくない。。。

  • 鬼島軍曹に、冬星さん、蘭丸くんも背が伸びてますますカッコよく。蘭丸も言ってたけど、紅緒の周りには美形が揃うし、あの足の長さ!
    私ならすぐに冬星さんになびくけど、そこが違うのが紅緒がいろんな人から好かれる理由かな。
    今だと、欄外の細かいギャグがツボる。ロッキーホラーショーネタ、今ならよく分かる。

  • もうここから急速に面白くなっていきます。
    まさかのヒーローを死なせちゃう大胆な設定。これにはびっくりしましたー。でも多分少尉死んでなかったら私はここまでハマってなかったろうなぁ
    ここから紅緒の一途さとイケメン多発現象が勃発。まず家を守るため駆け回る紅緒がカッコ可愛い、、こういう女性には憧れます。少し前まで感情豊かな女学生だったはずなのにたくましくなったなぁと
    そして少尉を追うにつれイケメンハンサム大量発生。しかも全員が紅緒に惚れるという少女漫画な設定。人間関係がぐるんぐるん回っていきます。
    そしてサーシャならぬ少尉がゴホンゴホン
    次巻いきます

  • 2017.6.24市立図書館(長女)
    少尉シベリアにて戦死の知らせが届いた紅緒、伊集院の祖父母を支えるべくさまざまな求職活動を経て雑誌記者になり、少尉の消息を追ってシベリアに渡ったりするも不首尾、そうこうするうちにロシアの亡命貴族サーシャ・ミハイロフ公爵と知り合って…。
    冷静に見ればおてんばでおっちょこちょいでがさつな十人並の女の子が超美形の男どもにモテモテな都合のよすぎるお話なんだけど、おもしろいので問題ない。

  • 1巻よりハマってきた!編集長のキャラはいちばん好きで、年中片思い太郎のぼくとしてはそれだけで共感出来るのに、出生の状況もシンパシー感じる!でもこの作品って作中でも言われているけど、けっこうなメロドラマだよなぁ。

  • 結局夜中まで読んでしまった。

    かっこいい紅緒さん! めちゃくちゃすぎるところがアレだけれども、でもこの巻になってからの、凛とした感じはとても素敵。段々成長している。

  • 少尉の戦士の知らせを受け、お葬式→断髪、冗談社に就職し雑誌記者になって活躍。そのうち少尉にそっくりなロシアの亡命公爵に出会う。実はそれが少尉だった・・・というところまでが収録。
    ある意味、一番読み応えのある巻かもしれません。

  • 2012年2月26日(日)、読了。

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著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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