- Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062633932
感想・レビュー・書評
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なにやらSFめいた雰囲気も漂う本作。ちょっと強引な気もしますが、原子力関連施設における危機管理については、非常に興味深いです。作者のパトリシア・コーンウェルは、嘘は書かないと言っているので、本作での描写も、脚色は有るにせよ、本当なんですね。検視局も、原子力関連施設に出て行くのか。興味深いな。
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ラストの美味しいところはルーシーの技術がもっていった感じかな(笑)
毎回毎回検死官の仕事もそこそこに凶悪犯罪に巻き込まれるのは周りが良くないのか、はたまたスカーペッタが引き寄せているのか?(笑) -
ルーシー&ロボ活躍♪相手が今までの猟奇殺人犯ではなく、現代っぽい宗教テロ☆
相変わらず、ケイそこまで突っ込むか的な後半部分ですが、面白かったです* -
再読。一人目の遺体からこんなにスケールの大きい事件になるとは考えてもなかった今作は、前作までの陰鬱さを少しは晴らしてくれたような気がする。この仕事の大変さは変わらないんだろうけど…未知の世界を知る楽しさがあるから続きを読んでしまう。
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<あらすじ>
大晦日、元海軍造船所で死体が発見される。身元はAP通信の記者と判明、ケイも彼と面識があった。ダイビング中の死亡事故とみられていたが、検屍の結果、他殺の可能性が出てくる。同じ頃、死んだ記者の部屋からある新興宗教団体の聖書が見つかり、ケイの周囲にも怪しい動きが現れ始める。いったい誰が、何の目的で?
<ひとことコメント>
「検屍官ケイ」シリーズの第7弾。ルーシーが23歳なので、ケイは53歳前後。気がつけばケイ、マリーノ、ベントンとみんな仲良くバツイチ……。誰か一人くらい幸せな家庭を築いて欲しいものです。
原題“Cause of Death” 訳:相原真理子