せつない時間 (講談社文庫 と 27-10)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062636254

作品紹介・あらすじ

心の棘、燃える想いひたむきなまでの愛。けなげに生きる女性たちが抱えこんでしまった哀しい恋愛。胸のうちをため息が通り抜ける。息がつけぬほど想いがつのる10の恋愛短編。

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛小説が読みたい気分だったので。

  • 北海道が舞台の恋愛短編集。

    1.空からの手紙 ★★
    札幌雪まつりが舞台の恋愛ドラマ。

    2.あの頃 ★★
    従兄弟の澄哉と彼の家に居候する人々の物語。淡い恋愛。同性愛。

    3.夜の公園 ★
    不思議で過激な出会いをした男女のお話。

    4.ため息 ★★
    「いいかげん」な人々のお話。ほろ悲しい。

    5.スピーチ ★
    披露宴のスピーチから逃げた男女の恋の始まり。

    6.胸騒ぎ ★★★
    商社マンでかっこいい夫を持つ悠子が夫の浮気を悩みすぎないように働きに出、仕事先で出会った友沢がよき相談相手となる。ふたりは恋に進むのか。
    一番感情移入できたし、切なかった。

    7.同居人 ★
    以前付き合っていた相手とそのまま同居人として共に暮らしている男女のお話。

    8.贈り物 ★★
    思い出せない記憶を辿る。
    ー記憶の断片に振り回されてきたけれど、見方をずらすと、これは二十代も最後の、何かからの贈り物かもしれなかった。

    9.やさしい言葉 ★★★
    相手は遊びだとわかっていながら年下の恋人に尽くす女の物語。悲しいのに、最後は少し希望があって救われる。

    10.グレーの選択 ★
    省略

    設定は過激だったりするのに、どれもとても上品で、物足りない。

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