御堂筋殺人事件 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (1)
  • (6)
  • (24)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 141
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062637244

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 観客、ましてや浅見光彦の前で、女神役が転落死…。あれから大変な事件になったのか…。

  • なんだか無性に浅見光彦氏が読みたくなって…。シリーズはとても好きと言うわけではないのですがなぜか読んでいて安心感があるのでたまに手に取ります。解説で、あらすじとかプロットとか立てずに光彦の捜査と同時進行でストーリーが創出されていく事が多いとあったのには驚きました。つまり捜査が行き詰っている時は作家さんも行き詰っているとか。これは読み手が先を想像できなくても仕方ない、と思えます。何も考えずにドラマを見てるようにミステリを読みたいときがあるのでそんな時私には最適です。

  • 銀杏並木の美しい大阪のメインストリート・御堂筋。今日は年に一度、各企業が趣向をこらしたフロートが練りあるく御堂筋パレードの日である。コスモレーヨンのPR取材に出かけていた浅見光彦の目前で新製品「フリージアスロン」をまといペガサスの上で美の女神に紛した梅本観華子の身体が突然崩れ落ちた。

  • 【御堂筋殺人事件】 内田康夫さん

    御堂筋パレードの最中、コスモレーヨンのキャンペーンガールが
    ペガサスのフロートから落ちて死亡した。
    事故かと思われたが、検察の結果、体内から毒物が検出された。
    ライターの仕事で現場に来ていた浅見光彦は事件の目撃者となった。

    コスモレーヨンの新製品「フリージアスロン」は世界で最も軽い繊維だ。
    同社の今後の主軸製品になると言っても過言ではない。
    発明者は同社の職員・山際親子となっているが、「フリージアスロンは盗作だ
    発明者は自分だ」と主張する男がいた。男の名は本吉。
    彼はコスモレーヨンがフリージアスロンと名づけた、超軽量繊維の研究をし
    製品化間近の段階で脳溢血で倒れてしまったのだ。
    彼いわく、病気から回復し、気づいてみれば彼の研究は「フリージアスロン」
    と名づけられ、特許申請されていたとのコトだった。
    光彦は彼の話に興味を覚え、彼の研究内容を知る人物を探る。。
    本吉は会社には内緒で研究を続けていたので、彼の研究を知る人物は
    限られてくる。妻の宏枝と部下の津野だ。しかし、
    その二人も最近殺されていた。
    犯人は?そして犯行の動機は??



    地元大阪を舞台にした物語。
    ミナミの黒門市場などが書かれており、入り口にあるペットショップなど
    実際にある店舗もかかれてました。この本もサクサクと読めて
    面白い本でした。。まる。。

     

  • 推理レベルもさほど強くない作品です。
    1箇所のみ終盤まで分からない事実が
    出てきますが、におわすような記述もあまりないので
    推理できなくても無理はないです。

    事件としては、少々無理があるかな。
    たまたまうまく言ったような事件で
    運悪ければ、これ作品途中で
    つかまっていますってば(笑)

    浅見氏のドタバタを見るような作品かな。

  • 新素材の開発。パレード中の殺人。

  • 美女の死を目撃。浅見光彦の推理は。
    銀杏並木の美しい大阪のメインストリート・御堂筋。今日は年に1度、各企業が趣向をこらしたフロートが練りあるく御堂筋パレードの日である。コスモレーヨンのPR取材に出かけていた浅見光彦の目前で新製品「フリージアスロン」をまといペガサスの上で美の女神に扮した梅本観華子(うめもとみかこ)の身体が突然崩れ落ちた!?

  • 浅見好きな某方に無理やり(笑)読まされた本。展開とか興味深いんだけど解決の仕方とか犯人とかうぅ〜〜んって思っちゃうんだよね。まだ浅見さんシリーズが待ってる。がんばって読むよ(^_^;)

  • 御堂筋っていうと、「大阪LOVER」のワンフレーズ思い出すよね。
    大阪弁コッテコテやでほんまに。

  • さくさく。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田康夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×