くノ一忍法帖 山田風太郎忍法帖(5) (講談社文庫)

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著者 : 山田風太郎
  • 講談社 (1999年3月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645591

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くノ一忍法帖 山田風太郎忍法帖(5) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大阪城落城寸前、秀頼の子を宿すよう命じられた5人の女忍者+徳川家を憎悪する千姫VS家康の命によりその腹の子を狙う伊賀忍者5人の死闘。

    徳川VS豊臣、伊賀忍者VS真田くノ一という政治的な争いの中にあって、それ以上に強く描かれているのが女VS男です。
    女を操る恐ろしい忍法を駆使する伊賀忍者、同じように男を惑わす忍法を操るくノ一。そして女の一生を利用した権力の男・徳川家康と、それを恨む千姫。

    千姫一行は「妊婦」という最大に女の特徴を表しており、大きな腹を抱えた女達が、揃って凄惨な戦いを繰り広げていく姿には戦慄します。
    女達の愛情と怨念にまみれた腹の子がだんだんと大きくなっていく様には、わたしも同じ女でありながらちょっと怖っかたです。

    この女VS男の強烈な対立の構図に、女を道具にする女阿福や、千姫を慕う頼宜、愛する男を追った初音などの人物もあり、物語が複雑になっていきます。
    この複雑さと長期戦で途中ちょっとだれましたが、「丸橋」の強烈なキャラクターはものすごく楽しめました。
    最期の落とし方も素晴らしい!


    ちょっとネタバレ・・・・・・・・・・・・













    全員とはいかないまでも、無事に子を産んだお由比。千姫は初音を許したのかどうか……。

  • バジリスク甲賀忍法帖がアッパーズで連載されてる時に読んだ。
    途中から出てきた怪力妊婦が扉を抑えて踏ん張ってる最中に出産する場面が衝撃的だった。

  • 千姫と家康の攻防戦が楽しめる作品。忍術バトルも面白かったけど、その裏で暗躍されたこの二人のおじいと孫の喧嘩(?)が好きです。ラストが思わずニヤリとする。

  • 千姫様が出てくる話。うん、これはエロかった…。
    あと家康様ざまあみろってなった。ごめんなさい。

  • 大阪夏の陣、落城前夜に救出された千姫とその侍女たち。智将・真田幸村はその中に秀頼の落とし胤を身籠る5人の女忍者を潜ませていた。それを知った家康は、「子が生まれる前に始末せよ」と密命を伊賀忍者に下す。子を宿しながら迎え討つ、くノ一5人衆。果たして秀頼の血を残したいという千姫の願いは叶うのか。

    『甲賀忍法帖』に圧倒されて数冊購入した山田風太郎作品。間にミステリを挟んでの、忍法帖シリーズ2冊目だが、やはりミステリよりも、本書のような忍者が出てくる話の方が面白いように思う。

    『甲賀忍法帖』ほどの驚きと感動はなかったものの、妊婦忍者たちが活躍する様は妖しく美しく、壮絶だ。そして、匂い立つよつな日本のエロス。忍法がいちいちエロチックなのだ。それが謎めいていてとても良い。

  • 荒唐無稽な山田風太郎の世界を堪能!
    エロ忍法にいちいち科学的解説がついているのが
    面白い。
    なにげに家康の腹黒いかんじが好きです。

  • 山田風太郎作品は初めてだったが、友人に貸してもらったので読んでみました。内容的には「くの一」ものと聞くと、いやらしい描写のイメージが強かったのですが、確かに性的な描写も数多く出てきますが、イコール忍法ということで、それほどいやらしさは感じず普通に時代劇の娯楽作品として楽しめました。
    ストーリーも豊臣家の女残党(くの一等)に戦々恐々の徳川家康が服部半蔵率いる伊賀忍者を擁して、くの一を抹殺しようとする話ですが、豊臣家と徳川家の確執が話の中心に置かれている内容も良いですし、春日局など実際の歴史上の人物もストーリーに重要に関わっているところが引き込まれます。
    山田風太郎の世界観に嵌りそうな今日この頃です!

  • 暇つぶしにはなったけど、面白さはよくわからなかった。

  • 人が次々死んでいく話

  • なるほど、名作と評されるのもわかる。忍法羅生門、すごい。最後の1行のインパクトはなかなか。

  • 淫靡な表現が多い忍法帳の中でもかなりキワドイ。

  • このひといつもそうなんだけど、登場人物にあまり感情移入しない。そのドライさがいいのかもしれないけど。

  • 要は闘う妊婦の物語です。
    文字に表すととってもアレですが…
    エロスもふんだんなのにいうほど厭らしくないのは、忍たちの技(?)がいちいち奇怪かつ爆笑モノだから(笑)
    山田氏のオチが冴えまくってます。

  • エログロ時代小説、荒唐無稽なおもしろさ。

  • 88年前の1922年1月4日に兵庫県養父市生まれた日本屈指の奇想小説家。2001年に79歳で亡くなりましたが、後半生には、歴史上の923人の世界中の著名人の末期の様子を集めた『人間臨終図巻』や,『戦中派不戦日記』とか『戦中派虫けら日記』『戦中派闇市日記』など作家以前の日記で注目されたように、ただの物書きではなく、着眼点の独創性は比類なきものがあり

  • 大阪城落城後、全員妊娠中の真田くノ一+可憐千姫vs.伊賀忍者+家康。
    豊臣残党の異常に強い大女(武器は鎖鎌。山風作品で出て来る時はわりと最強設定になってることあるような)丸橋萌えなのです。
    ※妊娠中の方にはまったくお勧めできませぬ。要注意。

  • 今回もやっぱり面白い。偉大すぎる。

  • 千姫様が出てくるので
    読まずにはいられません。
    奇抜な忍法ばかりでぶっ飛んだ面白さがあります!

  • 山田風太郎ばんざい!!!

  • エロスなありえない体をもったくの一たちの忍法(っていうか、妖術?!魔法?)。エロス忍法。新しすぎですから

  • 忍法を馬鹿にするなよ、丸橋ってすごいんだぞ!

  • 忍法がめちゃくちゃ。
    忍法恋しぐれって…。

  • 序盤はいかにもって感じにくノ一忍法飛び交って、テンポよく進むんだけど、中盤言おういきなり話が大きくなってもう、後半は凄いことに。はっちゃけてますw

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