少年H(下) (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645911

感想・レビュー・書評

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  • Hが自殺しようとするシーンでは、人間の中の本当の強さみたいなものを感じた

  • 下巻は、妹尾少年も思春期に突入するので、考え方や物の見方ももっと鋭くなっている。ドラマ化もされた。あれだけプロパガンダが流れていた時代に、独自の判断と真実を見る目を失わなかった妹尾少年とお父さんがすごいと思った。あと、敬虔なお母さんもなかなか偉い。

  • 子供の視線で見た【戦争】。かなり賛否両論があるようですが、私は好きでした。ただ、史実に誤り等もあるので、あくまで娯楽として読む作品だと思います。終わり方が特に好きです。

  • 持ち主:清水

  • 河童さんの本だから、と、それまであまり自分から読もうとしなかった戦争の話を読んだ。当時のいきいきとしてエネルギッシュな河童少年に感嘆しながら、だんだん戦争に巻き込まれ社会がすさんでいく様子をよく想像できた。
    「戦争」が描かれているだけではなく当時の神戸での毎日の生活の様子をかいま見られたこともとても興味深かった。

  • このHだけじゃなくて、他の子の話も聞いてみたいと思う。

  • 妹尾さんは今と同じように色々なことに興味がありそれを一生懸命追いかけている。あの俯瞰図の絵と同じように本当にその時代を切り取って目の前で映し出してくれるようだ。

  • 下巻。上下合わせると結構厚いのですが読みやすいです。

  • 読んでない方は是非!

  • 高校のときに読んだ本。時代背景がリアルでおもしろくて、移り行く少年の心が印象的。

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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