風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.97
  • (408)
  • (310)
  • (421)
  • (4)
  • (4)
本棚登録 : 2412
感想 : 208
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062648332

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 心優しい泰麒が悩みながらも、立派な麒麟として王を選ぶまで。
    今回の主人公は素直ですごく人好きのする可愛い子でした。
    でも、愛情を貰っても返せない。役目を果たすことが出来ない、と自信を持てない泰麒。
    やっと王を選んだと思ったら、罪の意識を抱えて生きることを選ぶなんて。必死な彼の姿に、最後は本当に良かったねって思いました。
    でも、ここから「魔性の子」に繋がるんですよね‥。
    そして景麒、あなたの不器用な優しさが景王に道を踏み外させるなんて‥。

  • …で、円満な戴国にこれから何があるんだろう。


    泰麒がかわいい…。

  • 前作とはまた、違った国の違った主人公のお話。

    また?が多いけど、それが!に変わっていくのが気持ち良い。
    主人公のやさしさと、根柢のある勇気は、つい読みながら応援してしまう。

    空想ではあるものの、こうした場面は日常のいたるところにあるだろうな。

    壁に向かっていく時に、お勧めの一冊。

  • 小野不由美の作品に外れなし。ごうらんをくだす所は何度読んでもわくわくする。

  • 十二国記シリーズ、二作目です!

    前巻で登場した麒麟たちも出て来ますよー!

    なんと言っても泰麒!!!!
    ナンテイイコなの!!
    可愛い!女官と一緒に私も泰麒の頭撫でたい!

    読み惜しみしてた本なのですが、続きが気になってしょうがないので
    次も十二国記シリーズを読んでしまいます!

    あー勿体無いなぁ…!

  • 現代日本から蓬山に連れ戻された幼い泰麒。自分が胎果だったこと、転変も使令を持つことも出来ない出来損ないでみんなの期待にこたえられないことに酷く心を痛める。そして王の選定に入るも、王気がどんなものか分からず、心惹かれるくせにギョウソウが怖くて...。

    幼い泰麒と無愛想で不器用な景麒のふれあいがかわいい。いとけなくて切ない小さな男の子の胸のうちが溢れるお話。そして黒麒麟の強大な能力にワクワクする。魔性の子を先に読んだから、どうしてそうなっちゃったの?と裏側を描いた話が出るまで先が気になって仕方なかった。

  • 泰麒が蓬山にうまれて、麒麟になるまでの話‼汕子や蓉可が泰麒をかわいがる様がかわゆし
    景麒が来たときなんかはほんと最高‼
    景麒不器用すぎわろし
    最後、泰王には王気がありませんっていったとこから延王がくるとこが良かった
    泰はいい国になるかなぁ

  • 面白い!泰麒可愛いし葛藤、成長が面白かった♪ヽ(´▽`)/

  • 泰麒がかわいい。

  • X文庫にて、最低でも回は読んだだろう……という十二国記シリーズ②

    この本を今回読んだので3,4回目だとは言え、シリーズ中で戴が絡む話はそーんなに好きじゃない(※注:あくまで他シリーズとの対比の話。好きなことには変わりない(笑))ので久々に読みました。

    いや、でも面白いね、やっぱり♪

    こんなに読み返した上、図書館派の人間がわざわざ(しかも今更)購入するというこのシリーズに……いや、小野主上に惚れ直した(笑)

全208件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小野不由美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×