イギリス衰亡しない伝統国家 (講談社+α新書 16-1C)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 36
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062720168

作品紹介・あらすじ

「老大国」といわれながら、近年再び活気ある国となり、大国の地位を維持するイギリス。イギリス通の著者が伝統と進歩のイギリス的バランスを考察する。

感想・レビュー・書評

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  • 中盤の歴史部分が中弛み。著者のこだわりが面白い。

  • もうちょっとイギリスに対して批判的であればなと思う。
    あまりにもイギリス万歳。
    いいところもあれば悪いところもある。
    人間も国もそうではないかと思うので。

  • イギリス文化を知りたくて買ったが、著者の一方的な私見を並べ立てただけ、批判精神まったくなしのタチの悪い礼賛本だった。
    イギリス文化関連の本はなんでこういうのが多いんでしょう。誰かまともなイギリス文化の本を紹介してくれ…。
    読んでて気分悪くなりましたとも。

    著者はEUは時代遅れなんてなんの論拠もない事をのたまっていらっしゃるが、この人の頭の中の方が時代遅れなんじゃないですか。
    そんなにイギリスが好きなら、永住して二度と日本に帰って来ないでくれ。

  • 著者はイギリスをよくご存知だ。日英が似ている、似ていない論争は余程の決意と偏見がないと一冊の本の中では展開できないので、あまり深入りしておらず、とても読みやすいイギリス本である。(2006.10.13)

  • 何冊かイギリスの似たような本を読むと、同じことが書かれていても、作者によって捉え方や表現方法が違うので、それもまた面白い。</br>
    この本の作者の方は、ご本人が仰っているようにイギリス好きであるようです。そのため、イギリス好きな人が書いたイギリスであるのだろうと思います。</br>
    たまに偏った見方がある気がしますが、歴史のおさらい部分はすごく参考になりました。</br>
    </br>
    あ、それと、日本とイギリスの対比(むしろ類似点)がたくさん挙げられていたので、日本人は面白いと思います。</br>
    島国同士であるためか、似ている部分が多くて面白い。</br>

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著者プロフィール

外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。公益社団法人隊友会理事、東京国際大学特任教授。著書に『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』『アメリカはいつまで超大国でいられるか』(ともに祥伝社新書)、『昭和天皇の苦闘 巡幸と新憲法』(勉誠出版)『「美し国」日本の底力』(共著、ビジネス社)など、多数。1936年、東京生まれ。

「2022年 『日本と台湾 なぜ、両国は運命共同体なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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