十七歳の性 (講談社+α新書 38-1B)

著者 : 河野美香

• 講談社 (2000年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

大人たちは誰も知らない高校生の「軽すぎる性」!!"中絶手術なんて風邪"程度にしか感じない高校生が急増中。驚くべき"十代の妊娠中絶突出データ"が示す、高校生と親の無知。

感想・レビュー・書評

[そららさんの感想 · 2013年7月22日]

高校生の性は寝ていない。
セックスってすばらしい？いやらしい？


豊富な実例とQ&Aから、現代の若者の性の実態や、望まない妊娠やセックスの恐ろしさが分かりました。
中絶の話とか読んでるととても耐えられる気分ではなかったです。

また、性だけでなくドラッグや情報化社会と若者を取り巻く問題にも「性は生きることそのもの」という多角的な視点から触れていて性教育の教科書にでも使えるのではないかと思いました。

[ruin_kamさんの感想 · 2007年3月16日]

こういうのを読むと、自分も他人事じゃないよなって思うようになります。あっという間に読めます。

著者プロフィール

高知県生まれ。月経が乱れやすい自分の体への関心から産婦人科医を志す。1974年、徳島大学医学部を卒業。同大学附属病院、徳島県小松島赤十字病院、徳島逓信病院などでの勤務を経て、河野美香レディースクリニック院長。著書に『男が知りたい女のからだ』『十七歳の性』『みんなのH』『女の一生の「性」の教科書』（すべて講談社）、『らくらく安産』『母娘で読む 女性のからだ＆病気の本』（ともに保健同人社）、『学校で教えない性教育の本』（筑摩書房）、『更年期が、やってきた！』（婦人生活社）などがある。

「2018年 『まだ産める？　もう産めない？　「卵子の老化」と「高齢妊娠」の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」