本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062721394
感想・レビュー・書評
-
ユングは人間を探求するパラケルススの基本的態度と方法の中に、無意識の心理学の研究を進めていくうえで重要なヒントを発見する。
パラケルススは、16世紀前半に錬金術、占星術、医学、哲学、神学、化学などの多方面を探求した思想家。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心理学というのが一般的にオカルトと呼ばれていた領域とどのように密接に関係しているかを知ることができます。
難解で、マイナーな単語も多分に登場しますが、読み進めていく内に面白くなって行きます。 -
ユングがパラケルススについて考察した論文。
真理の探究者たるユングが真理の探究者パラケルススについて語るってんだからオモロイに決まってます。
んがっ「西洋オカルト系文化基礎知識」と「客観的=科学的分析力」が無いと読みにくいです。(辞書を片手に読んでも意味不明です、ユングが作った錬金術用語辞典でもありゃマシかも)
パラケルススは、当時にしてはカナリ高次な"世界を解釈する為の屁理屈(=論理?"辿り着いていたけど、やはり宗教(=それ自体が社会の中核であり、真理とされているモノ)が真理探究の枷になってしもうたんかな…と思った。
また時を置いて読み直すつもりです、も少し深く理解できるかもしれない。
全5件中 1 - 5件を表示