思いやりはお金に換算できる!? (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062725040

作品紹介・あらすじ

食品偽装、年金、医療制度。不安解決の切り札は"気配り"。目先の儲けを追求するだけでは不幸一直線。みんなが長く快適に暮らすための秘策とは?目指すは少ないお金で不安の少ないゆるい社会。エコ経済という新発想。

感想・レビュー・書評

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  • 環境経済学入門。なんだけど、ちょっと薄っぺらく感じる。なんでかな。文体じゃないのよ。

  • 経済学を金儲け学と勘違いしている人に読ませるこの一冊。

    ただ文体が軽い。というか子供向けの口調なので読んでイライラする大人はいるかも。
    内容は大事なことを言っている。

    日本も「緩やかな成長」というか「減退でも安定した社会」を造っていけるようにせねばならないよね。
    これって政治の責任にしない方がいいなぁと思いました。

    いずれ企業は低生産高収益の効率的な経済を実施するようになる。
    それをいかにバランスよくできるかが大事だよな。そこの調整役としてほんの少し政治(立法)に頑張ってほしいものです。

  • 松阪市図書館----県立図書館。

  • 友達かめちゃんに借りた本。
    思いやり=○円
    って、実は換算できるんだよ、とわかりやすく書いている本。
    新聞とかの報道でも、
    この事業をするといくらもうかる、雇用もできる、
    って報道だけじゃなくて、
    この事業をしないと、いくらお金が浮く
    (たとえば雇用はないかもしれないけど、環境保護のためのお金がいらなかったり、
    周囲の家の車の騒音、排ガス対策、排出されるゴミの処理費用がいらなくなる)
    ってことも伝えればいいのになぁ。
    それが、事業をしないことの価値、なのに。

  • 持続可能な社会で役立つ環境経済学。今までの拡大・効率優先の経済学で見落とされていた大事な要素を加えた経済学です。これからの経済学をユーモアたっぷりに分かり易く説明しています。最後まで一気に読める本なのに、内容はしっかり。きちんと理解したいことばかりです。

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著者プロフィール

略歴:福岡県生まれ 京都大学大学院農学研究科博士課程修了 農学博士
 所属:近畿大学大学院農学研究科 准教授
 研究分野:水産経済学、マーケティング、計量経済学、食品リスクコミュニケーション
 主な著書:『日本漁業の持続性に関する経済分析』(多賀出版、2004年)、『水産経済の定量分析』(成山堂、2006 年)、『水産業者のための会計・経営技術』(緑書房、2012年)

「2014年 『変わりゆく日本漁業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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