睡眠で人生が劇的に変わる生体時計活性法 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 47
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062725385

作品紹介・あらすじ

仕事も勉強もダイエットもなぜか大成功。長く眠るのではなく「いかに眠るか」が重要。狂った生体時計をほんの少し調整するだけ。

感想・レビュー・書評

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  • 睡眠に関する現状分析は細かいのだが、解決策としては汎用的。というか睡眠の重要性を説いているだけ。睡眠パターンには生活習慣も影響するし、個人差もあるので、睡眠障害があるのなら診断受けるしかないのだろうな。

  • 睡眠の重要性について解いた本。
    仕事をしていると、「眠る間も惜しんで仕事」というのが美徳であるかの様に働き詰めの人が結構いる。
    そんな人にこそ読んでもらいたい一冊だ。
    よく眠れば、仕事の効率もよくなるし、本人が健康になれるからだ。

  • 日本のみならず、世界中で実施された調査結果等と元に、睡眠不足がどのくらい悪影響を及ぼすのか、またそのメカニズムについて、多くのページが割かれている。個人的には、長寿の方が多いイメージの沖縄は、近年睡眠不足や肥満などから、平均寿命が短くなってきている、というデータに驚きを感じた。
    著者が「私が適切な睡眠時間は〇時間です」と言うことで、数字が独り歩きしてしまい、なぜ睡眠が大切なのかが伝わらなくなる、と書いているように、このような睡眠(時間や明るさ等)がベスト、というような内容にはなっていない。それよりも著者は「自分の身体の声を聞きながら」、適切な睡眠時間を確保してほしい、と訴えている。
    結果的には、若干タイトル負けしており、「人生が劇的に変わる」生体時計活用法(ノウハウ)、というものが具体的に提示されているわけではないと感じた。しかし、なんとなく睡眠は大事、というのではなく、医学的な見地から、「分かっていること」「推察されること」「明らかになっていないこと」をはっきりと峻別したうえで、説明されているため、納得しやすい内容となっている。
    私自身は、昔から惰眠を貪るタイプで、少しでも睡眠不足を感じると、その日は20時でも21時でもサッサと寝てしまうため、どちらかというと「もう少し睡眠時間を削ったほうが・・・」と感じている。本書も参考にし、「自分の身体の声を聞きながら」、自分にあった方法を模索していきたい。

  • 早寝早起き朝ご飯―睡眠だけでなく、食事も重要。話を鵜呑みにせず、全ては自分で考えて、常識的な範囲で行動すればいいんだと思った本。
    何時に起きるといいと言われて、真似するのではなく自分で考えて。
    真っ暗がいいと言われて、暗がりが怖いのに無理して暗くすることはに。もともとヒトは、月明かりの下で寝てたんだから、その程度暗ければいい。
    睡眠本としては、読みやすい本。

  • 読んでみて
    劇的かどうかは 不明だった

    夜は寝た方がよいですよ という本

    エッセンス
     1ヒトは寝て食べて はじめて活動できる動物です
     2ヒトという動物は朝は光を浴びて 昼間は活発に動いて 夜は暗いところで眠ると
      心身の調子が良くなるようにできているんです
     3睡眠時間さえ摂ればいつ寝てもいいということは必ずしもみなにあてはまりません
     4短時間のうたた寝はその後のパフォーマンスを高めます
     5ヒトは午前中に心身の活動のピークがあるようにプログラムされている動物です
     6ヒトの脳に備わっている生体時計の特徴をお知って暮らしたほうが心身のためにいいです

  • 何で日本人は寝ない方がえらい,っていう考えがあるんだろう.
    「人間は寝て食べて初めて活動できる生き物である」
    うん,絶対そうだと思います.

    自他共に認める長時間睡眠体質だけど,
    ついつい睡眠不足になりがち.
    もっと睡眠の時間を意識していこうと思います.

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著者プロフィール

医学博士。日本睡眠学会理事。子どもの早起きをすすめる会発起人。
1981年東京医科歯科大学医学部卒業。2000年同大学大学院助教授、2004年東京北社会保険病院副院長、2008年同院長、2009年4月より東京ベイ浦安市川医療センター管理者に。その他、公益社団法人地域医療振興協会理事、日本子ども健康科学会理事、日本小児神経学会評議員なども務める。

「2020年 『睡眠の名医が教える聞くだけで赤ちゃんがぐっすり眠る魔法の音楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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