「環境」都市の真実 江戸の空になぜ鶴は飛んでいたのか (講談社+α新書)
- 講談社 (2008年12月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062725422
作品紹介・あらすじ
百万都市の理想像はなぜ「歪曲」されるのか?世界に名だたる「江戸=エコ都市」は実は嘘!?ゴミの不法投棄が頻発、過剰な動物保護…etc.最新知見で初めて明かされる江戸の環境事情。
感想・レビュー・書評
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蒔きとか、ゲヒとかの考察、やはり江戸は環境都市だった、お上の苦労がしのばれる、インセンティブがあったからリサイクルだったなあ
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[ 内容 ]
百万都市の理想像はなぜ「歪曲」されるのか?
世界に名だたる「江戸=エコ都市」は実は嘘!?
ゴミの不法投棄が頻発、過剰な動物保護…etc.
最新知見で初めて明かされる江戸の環境事情。
[ 目次 ]
序章 江戸の町づくりとその範囲
第1章 江戸のゴミはどこにいったのか
第2章 「もったいない」精神はなぜ広まったのか
第3章 江戸の屎尿はなぜ下肥として利用されたのか
第4章 江戸の空になぜ鶴は飛んでいたのか
第5章 江戸の癒し空間はなぜつくられたのか
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
江戸の町
世界で一番リサイクル率が高かった都市。
彼らは率先してリサイクルを行ったわけではなく、
やらなければいけなかった
ものがなかったが、
町にゴミが溢れていた
当時の技術に100万都市を作るためには
それ以外に道がなかった
キューバの有機野菜栽培が都市の中で行われていると聞いたことがある。
ものが豊かな弊害があるならばここだ。
本来見えるべきものが、見えなくなること。
環境問題は何も難しいことじゃないんだ。
と思う。 -
環境都市といわれる近世江戸について、
人工的な自然や廃棄物処理等のあまり語られない部分を
資料をもとにきちんと整理している。