しばられてみる生き方 軍隊式・超ストレスコントロール術 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062726139

感想・レビュー・書評

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  • 「戦場」という究極のストレス環境を前提とした軍事組織の、ストレスコントロールのノウハウ。それと、市民の「自由が多すぎる」ことによるストレスの考察。自衛隊幹部とメンタルヘルス担当者というふたつの立場を活かした本で面白かった。

    激務のあと、その直後ではなく、数ヶ月から1年もたって調子を崩す人がいるという。「遅発疲労」と呼ぶとのこと。

    自分も3月に年度末の激務をこなし、それから半年以上たった11月にうつ病で自宅療養になった。

    このようなタイムラグの存在が専門家に認知されているとこの本で知ることができた。

  • 自由がストレスを生む?
    自由という不自由。

著者プロフィール

【下園 壮太】(シモゾノ ソウタ)

メンタルレスキュー協会理事長、元陸上自衛隊心理教官。陸自初の心理幹部として多数のカウンセリングを経験。その後、自衛隊の衛生科隊員(医師、看護師、救急救命士等)やレンジャー隊員等に、メンタルヘルス、カウンセリング、コンバットストレス(惨事ストレス)対策を教育。本邦初の試みである「自殺・事故のアフターケアチーム」のメンバーとして、約300件以上の自殺や事故にかかわる。平成27年8月退職。現在はNPOメンタルレスキュー協会でクライシスカウンセリングを広めつつ、産業カウンセラー協会、県や市、企業、大学院などで、メンタルヘルス、カウンセリング、感情のケアプログラム(ストレスコントロール)などについての講演・講義・トレーニングを提供。著書50冊以上。

公式HP: http://www.yayoinokokoro.net/

「2023年 『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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