あなたの眼鏡はここが間違っている 人生にもビジネスにも効く眼鏡の見つけ方教えます

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 118
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729673

感想・レビュー・書評

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  • 格安メガネ店とちゃんとしたメガネ店の違いがわかった。商品の質はもちろん、ヒアリングや検査、調整などの質も、言われてみると質に大きな差が出るのは当たり前だと思わされた。
    先日J◯NSでメガネを購入してみたが、店員とコミュニケーションしたのは、かけたメガネが真っ直ぐかどうかの3分間のみだった(検査しなかったので)。
    半年〜1年後に検査・購入しようと思っているとよふくさんで、質の良いメガネを手に入れるのが楽しみだ。

  • 自分が眼鏡でどう印象付けたいかが、大切。

  • めがねに気を遣おうよ、それなりの金額を払おうよ、
    のキャンペーンのひとたちだろうなあ。

  • 雑誌ではなく書籍として眼鏡を扱っているのが珍しかったので読んでみた。当然と言えば当然のことが多々書いてあるが、老眼は我慢せずに40代から対応した方が良いだとか、格安の眼鏡が登場したのことで眼鏡を安価なファッションアイテムとして考えることへの警鐘している点は良かった。実際に、自分も眼鏡を消耗品と考えて、格安眼鏡で済ませていたが、今度はしっかりとした眼鏡店を探してお金を惜しまずに購入したいと思う。
    ・日本人の多くは黒、茶、べつ甲色を選びがちなので、派手な色ではなくてもグレー、グリーン、紺、べつ甲ぺースだけど少しブルーが混じっているなど、みんなと違う色をチヨイスするだけで差が出ます。
    ・目的を言ってくれたほうが眼鏡を選びやすいし、お客様が自分をさらけだしてくれたほうが、店員としては嬉しいものです。「モテたい」「モテそうな」とはっきり言うことに抵抗があるなら、「カッコよくなりたい」「違う印象に見られたい」と言って、何かしら女性を意識していることをアピールするのでもいいでしよう。
    ・男性の場合は、ブランドや知名度で選ばないようにおすすめします。「似合う」を軸に、その眼鏡を買う付加価値を増すために、作りの特徴や、ときにはブランドの哲学などをお話しします。
    ・眼鏡を買うときは他の持ち物と同じように買ってくださいとアドバイスします。時計やバッグなどがシンプルで質のいいものを長く愛用しているなら、眼鏡もシンプルで質のいいものを。少し個性的なデザインが好きなら眼鏡も少し個性的なものを。
    ・眼鏡をかけている人を観察してみると、流行や自分の好みなどが分かってくる。
    ・眼鏡店の店員さんで、「下見です」と言われて嫌な顔きする人はほとんどいない。
    いい眼鏡店の特徴は、店内がいつもアップデートされている、売りつけようとしない、お客様それぞれに合わせた提案ができる、ついついいろんな話をしたくなる、会話の中に発見がある、の5点。
    ・フレームのみで3万円というのが境界線になっていると個人的には思います。1万円台後半から3万円未満は、ブランドによっては品質も悪くはないのですが、トレンド感のあるデザインが多いので、5年10年使えるかというと正直難しいと思います。もしくはデザインはいいけど、品質がそれほど良くないものが多いです。3万円以上になると、品質もデザインも考えられているものが増えてきます。フレームのみで5万円台だと、選択肢がぐんと増えますし、人から褒められるフレームもたくさんあります。
    ・30代後半にさしかかったら、レンズは真剣に選んでください。特に、肩こり、頭痛、めまいで悩まされている、目薬が手放せない、午後になるとやる気がなくなるなどの症状がある人は、度数だけでなくレンズも考慮してください。
    ・単焦点レンズし累進レンズという2種類があります。単焦点レンズは、一般的に使用されている、近視、遠視、乱視などの屈折補正に使われています。一枚のレンズの中で、あらかじめ一番はっきりする位置を決定します。度数はひとつなので、どこを見ても同じ度数で見えます。累進レンズとは、一枚のレンズで境目がなく、徐々に度数が変化するレンズです。①眼精疲労を予防するサボートレンズ(レンズの下側エリアの度数が少し弱く設定されている。45歳までにお薦め)②遠くも近くも見える遠近両用レンズ(上側から遠用、中間、近用に分かれているため、多少慣れが必要。長時間のPC作業には不向き。外出の多い40代以降にお薦め)③室内から手もとまで見やすい中近両用レンズ(初めての老眼鏡にもお薦め。近くから中間距離が快適に見えるレンズで、疲れない姿勢でPC作業が楽になる。40代以降にお薦め)④デスク周りが難なく見一える近近両用レンズ(座りっぱなしのデスクワークにお薦め。近くの資料とPC画面を見ながら作業する時などが楽になる。遠くを見る時には外す必要あり。40代以降にお薦め)。
    ・ビジネスパーソンにおすすめしたいのは、累進レンズ。累進レンズは、一枚でいろんな距離が見やすくなっている分、多少慣れが必要です。遠くを見るときはこの場所で、近くを見たいしきはこの場所でし、見たいものを見るときのエリアがあります。だから、単焦点のようにどこで見ても同じように見えるわけではありません。すべてを一本の眼鏡で見られるようにするため、レンズの設計上、多少横の部分に揺れや歪みを感じます。
    ・遠近両用は60歳、70歳になってから使うものだと勘違いされていますが、その年齢でスタートするのでは遅すぎます。その年齢では度数も進み、適応能力も落ちているので使いづらくなるはずです。40代でスタートしきしょう。

著者プロフィール

とう・ひろみ/1977年、福岡県生まれ。眼鏡スタイリスト。10年間、眼鏡店で働きながら彫金技術を学び、ネジからすべて眼鏡を製作、個展も開く。24歳のときに店長として、ショッププロデュース、買い付けを担当。さまざまなイベントも企画する。多くの人が眼鏡で人生が変わることを実感し、もっと眼鏡を知ろうと、2007年にドイツへ渡り、眼鏡ブランド「frost」に勤務。作り手側からも眼鏡の知識を深める。帰国後、眼鏡の魅力を伝えるため、眼鏡スタイリストとして活動を開始。世界中を飛び回り、海外の有名デザイナーをはじめとする眼鏡関係者と交流を深める。国内外で著名人のスタイリングや、誌面でのスタイリング、講演会、デザインアドバイス、コンサルタントなど、眼鏡というキーワードを軸に、新しい発信を続けている。著書に『めがねを買いに』(WAVE出版) 。
公式HP「眼鏡予報」 http://glasses-o-o-brille.com/

「2016年 『あなたの眼鏡はここが間違っている 人生にもビジネスにも効く眼鏡の見つけ方教えます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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