加筆完全版 宣戦布告 上 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731119

感想・レビュー・書評

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  • 050323

  • なんなのこの国は、日本って大丈夫?って思ってしまいました。

  • 日本が抱える憲法上の問題や自衛隊と言う
    ハードウェアはあっても法律・憲法と言う
    ソフトウェアがしっかりしていないなど
    本当にあった事件のドキュメンタリーか?
    と思えてしまうくらいでした。
    (事実、韓国で起きた事件をモデルに
    しているようですが。)

    娯楽作品とは言え考えさせられる
    作品でした。

  • フィクションだけどリアリティがある。

    登場人物に焦点を合わせてるわけじゃないので、私小説的なものを期待してると微妙かも。

  • 官僚責任なすりつけ合いすぎ。日本は本当にもろい場所に立っているんだということに気づかされる。

  • ある日突如、原発を近くに持つ福島県敦賀半島に北朝鮮の潜水艦が座礁しているのが発見される。
    福井県警の調査により、ロケット砲や手りゅう弾を持つ北朝鮮の特殊部隊が上陸したことが判明。

    自衛隊の出動が法によって叶わず、苦慮の末警察のSATが投入される。
    しかし、一度出された「射殺許可」の命令が解除され死者負傷者が多数に登った。

    民間人の死者が出るに至り、議論が進まなかった内閣に決断が迫られる。

    警察力での解決は困難、自衛隊の出動は法律上不可能・・・。
    最終責任を負う内閣総理大臣の決断は・・・。

    一方で進行するスパイ活動。
    防衛庁の重職に就く男性の意識の甘さ。

    日本の危機意識のなさをついた本です。
    もしこういう事が起こったら、現実にはもっと状況は厳しいのかと思います。

  • 読み始めでつまづきいったん終了

  • リアリティがありすぎてぞっとする。本土に侵入してきた北朝鮮兵士に対し腰の引けた対応の各種機関。自衛隊員や国民の命より、他国がどう思うかを優先する政治。日本の安全保障の根源的問題点を浮き彫りにする。

  • 北朝鮮
    原発
    襲撃

  • 下巻にて。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化。以後、『ZERO』『瀕死のライオン』『外事警察』『奪還』『特命』『銀色の霧』『QUEEN スカイマーシャル兼清涼真』など話題作を発表し続けている

「2022年 『トツ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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