- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062735063
感想・レビュー・書評
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2003/3/5 夢中で読まされた。最後は陳腐だったが傑作。★4
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まず太字の文章に違和感を感じたが、なるほどと。
面白い内容なので一気に読んでしまった。
途中でラストが想像できるのが残念! -
奇妙な方法で自殺した婚約者の父が残した言葉「メドゥサを見た」の意味を知るため、彼が遺したであろう原稿を探すうちに奇妙な体験をするようになり…。ジャンルで言えばサスペンスホラー、前半サスペンス(ミステリ?)、後半ホラーというか、オカルト。
途中まではドキドキしたのだが、オカルトに入ってからは興ざめ。理不尽というか、訳がわからなくなっていく。最後の落ちは後半も中盤に入れば予想がつくのに、行き着くまでがかなりしつこく、怖いというより早く終わらないかなと感じてしまった。なんとなく世にも奇妙な物語向きな感じ。 -
作家が自らをコンクリートで塗り固め、異様な自殺をした。その側には「メドゥサを見た」とメモが。
一人残された遺族の娘、その婚約者のライターが、死の謎を解くべく調べ始める。
関係者の相次ぐ自殺、日時感覚のズレ、最後に書いていたはずの原稿。何かがおかしい…?
読めば読むほど、結末に近づけば近づくほど、思っていたものとは違ってくる。
結局、彼は誰でこの現象は何だったのか。丸投げされた気分になりました。 -
ネットの書評で高評価だったので読んだが、いまいちだった。ミステリーというよりホラーとメタ小説の融合的な作品だ。しかし、これが好きな人も多いのでないかと思う。
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異様な亡くなり方をした作家の遺構を探す、作家の娘の恋人。
探しているうちに、生前の彼が探っていた人物にたどり着く。
岡島二人時代からファンの
井上夢人ミステリー…と思って読んでいたら
ちょっと様相が変わっていた
そもそもフォントというか書体が違って
ん?なんだ?と思って後のほうもめくってみたが、
同じ太字…
今回はこうなのかな?と読み進めると
やはり……
この細字太字の使い分けは
ミステリー読まない人にはあんまりピンとこないのかな
なんていうのはネタバレなんだろうか… -
初めて読む作者さんでしたが面白かった。
少し長めの小説でしたが一気読みしてしまいました。
なんだか自分がどこにいるのかわからない感覚。
人の記憶の曖昧さみたいなのが感じられて自分の記憶が信じられなくなるとても怖い話でした。