どんどん橋、落ちた (講談社文庫)

  • 1961人登録
  • 3.19評価
    • (75)
    • (187)
    • (465)
    • (117)
    • (28)
  • 219レビュー
著者 : 綾辻行人
  • 講談社 (2002年10月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735728

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

どんどん橋、落ちた (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 本書を購入し、数ページ読んで
    「あ、これ以前に古本で買ったわ・・・」
    そして
    「途中で投げ出したやつだ・・・」

    二回目で、しかも新たに買ってしまったからには、最後まで読まねば。
    そう意気込んでみたもの、以前同様なかなか辛い物があった。

    とてもじゃないが、「やられた」とは思えなかった。
    「何だそれ」といった具合。

    「伊園家の崩壊」はパロディ元との差異が可笑しく、一番楽しめたか。

    全編を通して、筆者のファンの方でも、さすがにこれは厳しいのではなかろうか。

  • 「そこまでして人を引っかけたいか?」とも言いたくなるような作品集。

    ちゃんとこう書いてるからアンフェアじゃないですよ…という説明が言い訳がましく感じられたけど、こういう捻くれたミステリは嫌いじゃないので楽しめた。

  • 綾辻行人作品ではかなり好きな短編集。やっぱり綾辻行人好きです。
    最後のTVを文字に起こしたような話が好き。

  • こういう本に出会うと、自分の理解力や想像力の足りなさに絶望する。はっきりとした答えが書いてないものが苦手なのだ。もちろん、ソレを考える、というのが楽しみなのは分かっているが…分かっていてもジタバタしてしまう。ラストが…青年は…謎は尽きない。
    さて、犯人探し作品集の本作。ミステリー好きなら是非参加して欲しい素敵な作品集でした。あの一家は少しの間気づかず、急に気が付いた時はニヤリ。是非5問の謎解きに挑戦して下さい。

  • もともと動物のかかわる話が苦手だったのに加え、どうもすっきりしない読後感。なにかもうひと押し足りない感じ。事件そのものは面白かった。
    【購入本】

  • 趣向を凝らした犯人当て。古式ゆかしく、あくまでもフェアであろうとしながらも、意表を突くことも忘れない姿勢に天晴れ。

  • わかんないよ!
    って叫びながら毎回読み終わる、楽しめる作品集。

  • 謎解きもさることながら、作者と同名の主人公がどうなるのかハラハラ心配しながら読んでしまいました。ミステリの形をした青年の苦悩を表した作品群とみました。

  • 解説の篠原美也子というシンガーソングライターさん。
    冒頭からグッと読み手を惹きつける魅力的な文章を書く方だと思った。エッセイストとしてもイケるんじゃないか?

    綾辻行人の本編に関しては特にコメントなし。

  • 綾辻先生との5本勝負、1つでも解けたらあなたの勝ち
     短編集においても、散らばった伏線を綺麗に回収する仕事ぶりは変わらず。ご都合主義な部分もなかには見られたが、表題作「どんどん橋、落ちた」は、遊び心満載でありながらフェアプレイに徹している。
     不可能犯罪、叙述トリック、メタフィクション・・・本格ミステリのエッセンスがぎっしり詰まっている本書は、本格ミステリの指南書という側面も持っている。
     私にとって著者は、ミステリブームに火を付けてくれた存在。これまで幾度となく騙されてきた。今回くらいは、と真剣勝負で挑んだのだが、まだまだ修行が足りないようだ。

  • 綾辻行人の五編から成る短編集。
    叙述トリックを駆使していて、作者の腕の冴えが光る短編集だと思う。

    五編のうち四篇には「読者への挑戦」と「解答」が記されている。自分はまったく解らなかった。
    予備知識なしで読むと、よほどのミステリーマニアじゃないと、正解は出ないんじゃないかと思う。特に第一話と第二話は、叙述トリックと解ってても、正解を出すのは難しいような気がする・・・。

    ・どんどん橋、落ちた
    なるほどねぇ、と唸った表題作。文章のいたるところに叙述トリックを使った記述。解答編の中で、「本格ミステリの原点云々~」の台詞があるんだが、犯人が解った後では、たしかに原点だな・・・と納得。

    ・ぼうぼう森、燃えた
    こちらは、第一話と対をなす作品と言えるかな。自分的には、第一話よりもこちらの方が好み。意外な犯人という観点では、この作品が一番意外だった。

    ・フェラーリは見ていた
    冷静に読めば、怪しい記述もたくさんあったのに、素通りしてしまってた。叙述トリックの掌編と言える内容だと思うけど、結末が好みじゃなかったな。

    ・伊園家の崩壊
    日本で一番有名な家族かもしれない「伊園家」を舞台にした作品。伊園家の民平、常、笹枝、和夫に若菜・・・こう書くと、誰でもモデルの家族が思い浮かぶはず。かなりブラックな内容で、「こんな内容で書いて大丈夫?」と思うような展開。細かく構築されている作品だけど、ちょっと自分には合わなかった。

    ・意外な犯人
    これも上手い作品。実際にテレビドラマ化もされたらしいけど、ドラマで見る方が小説よりもドンデン返し感がありそう。

    どなたかもレビューで書いてたけれど、ある程度古典ミステリーの作者や綾辻さんの以前の作品を読んだ後のほうが楽しめるんじゃないかな。

    背表紙~
    ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる一筋縄では解けない難事件の数々。崩落した「どんどん橋」の向こう側で、殺しはいかにして行われたのか?表題作「どんどん橋、落ちた」や明るく平和なはずの(あの一家)に不幸が訪れ、悲劇的な結末に言葉を失う「伊園家の崩壊」など、五つの超難問「犯人当て」作品集。

    ☆3個

  • やはり印象深いのは「伊園家の崩壊」だろうか。なんか都市伝説とかでありがちな展開ではあるけど。
    短編の犯人当ては物足りなさを感じてしまう。

  • 犯人当ての短編がメインの本。「どんどん橋、落ちた」「ぼうぼう森、燃えた」は、叙述トリックではあるものの「よくある」トリックなので、読んでいる途中でわかる人が多いかもしれない。「伊園家…」は、人によっては不快感を覚える人もいるかもしれない。
    館シリーズ等、他の綾辻作品を読んでからの方が、この本は楽しめるのではないかと思う。

  • 伊園家の話しがいい!やっぱりあの家族の顔を想像しながら読んでしまいました。。。

  • どんどん橋、落ちた
    ぼうぼう森、燃えた
    フェラーリは見ていた
    伊園家の崩壊
    意外な犯人

    ある夜、突然やってきたU君。
    この物語の犯人はわかりますか?

    犯人当ての短編集。
    うーん、物語重視の私はトリックと犯人がわかるだけのゲームみたいなものは苦手だった。
    それにどれも早々にわかってしまうし。
    登場人物の名前にけっこう影響されちゃうんだな、小説って。
    伊園家もこれ、伊園さんにする理由がよくわからなかったし。
    このごろ日曜日のあの番組、誤魔化すために嘘を重ねていくことが多くて子供と観るのが辛くなってるんだけど。
    それでもこの内容はどす黒くてどんな恨みが?
    ご本人のあとがきと篠原美也子さんの解説でそういうことか、とちょっと納得したかな。
    それにしても、U君はいったい誰なのー?
    わからないの私だけ?

  • 「どんどん橋、落ちた」綾辻行人◆綾辻さんにひたすら騙され続ける犯人当てミステリ5連発。『読者への挑戦』のスタイルなので一応考えながら読むのですがさっぱり分からず、真相を読んで「うっわー」となることを繰り返すうち、なんだか妙に楽しくなってくる。最初の2作が特に強烈。

  • 2015.3/25〜27。うーん難しい。全部やられた。しかし、本格推理を愛し、楽しんでこれを書いたのかなと思うとなんだか微笑ましい。

  • 作者が好き勝手に書いたと思われる短編集。
    登場人物の名前が!!
    ある程度、著者の作品とミステリーの古典的名作を読んでからのほうが楽しめるのでは?

    『どんどん橋、落ちた』犯人わかるわけない。
    『ぼうぼう森、燃えた』どんどん橋あっての作品。
    『フェラーリはみていた』頭の体操。
    『伊園家の崩壊』本格。
    『意外な犯人』シンプルだが一番好き。

  • 犯人当て短編5作品。
    犯人当て小説は好きなのでサクサク読めた。
    が、多少盛り上がりに欠けるかなーと。
    3作目までは推理するのを楽しめるが、4、5作目は惰性で読んだかな。

  • 犯人当ての短編集。

    本格推理小説に対する愛情がわかる。
    意外とメタ的な作品が多いが、肝心の犯人当ては負け越し。
    やはり伊園家の印象が強い…

  • 「どんどん橋、落ちた」や「ぼうぼう森、燃えた」「フェラーリはみていた」までは「なるほど、そういう目線で見るものなのか」と楽しめたものの、「井園家の崩壊」は遊び心というか悪意の塊に見え過ぎて駄目だった。
    5つのエピソードそれぞれが客観的な視点のあやふやさや主観による捉え方の狭さなどを描いていて興味深かったが、たまに登場するU君の正体で何かしら驚嘆させてくれるのだろうなと思いきや全くスッキリせず、読了した後に何の後味も残らなかった。

  • 伊園家は面白かった

  • やっぱりミステリは遊び心だと思う。『伊園家の崩壊』は悪趣味すぎてちっとも楽しめなかったけど、それ以外は非常に楽しかった。

  • 私があまりにも「館」シリーズに執着しているせいだろうと思うのだが、推理小説を書くことから離れていた(ゲームとかの作製)綾辻氏の作品は、風潮が変わっちゃって好きではありません。
    綾辻氏、精神状態が本書で書かれているようにあまりよくないのかしらん。
    「伊園家の崩壊」なんてメチャ暗いもんね~。
    犯人当てうんぬんよりもその暗さに嫌気がさしました。
    あまりにも惨過ぎる~この一家。
    あと、犯人当てとしてはおもしろかったし、やられた~という作品もありましたが、犯人当て以外のところで「なんなんだろ?」と不可思議に思うところがあり、これまた釈然としないのです。
    もしかしたら私が短編を好きじゃないからかもしれません。
    じ~っくり深く書かれる長編が好きなもので。・・・そちらに期待します。

  • 犯人当て小説という体裁だけど、真剣に取り組むとエネルギーを消耗しそう。なんとも怪しい読後感の話ばかりで、特に伊園家の話はもう笑うしかない。どうしたらこんな話を考えつくんだ…。

全219件中 1 - 25件を表示

どんどん橋、落ちた (講談社文庫)に関連するまとめ

どんどん橋、落ちた (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

どんどん橋、落ちた (講談社文庫)の作品紹介

ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる一筋縄では解けない難事件の数々。崩落した"どんどん橋"の向こう側で、殺しはいかにして行われたのか?表題作「どんどん橋、落ちた」や、明るく平和なはずのあの一家に不幸が訪れ、悲劇的な結末に言葉を失う「伊園家の崩壊」など、五つの超難問"犯人当て"作品集。

どんどん橋、落ちた (講談社文庫)の単行本

どんどん橋、落ちた (講談社文庫)の新書

ツイートする