魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)
- 講談社 (2003年11月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062738941
感想・レビュー・書評
-
Vシリーズ第5弾。アクロバット飛行中の機内での殺人。空に作られた密室で不可能にも思えるが誰がどうやって。飛行機の描写が前半は多く100ページ過ぎないと事件は起こらない。でもその間もそれぞれのキャラクターの面白さもあって退屈することなく読める。練無の思いや紫子の苛立ち、保呂草の行動と色々ある今作。キャラクターの強さに目が行きがちになっていたけれどミステリーとしての面白さもあって楽しめた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間は変わる
-
シンプルで面白い
保呂草さんがドタバタしてた印象。 -
Vシリーズを読み始めて、
S&Mシリーズを読んでいた頃のことを思い出しました。
とにかく続きが気になるし、結末を見届けたくて、
毎日狂ったように読んでました。笑
出勤、帰路の間、昼休み、とにかく読んでました。苦笑
久しぶりにその状態です。
今作は、四季シリーズにも登場している、
エンジェルマヌーヴァという宝剣と
アクロバット飛行中の航空機の中で起こる殺人。
各務も登場し、保呂草ももれなく巻き込まれます。苦笑
練無が男の子に見えて、なんだか切ない。
この本を読み終わった後に一番最初に思ったのは、
なぜうつ伏せだった死体を仰向けにして確認したのか。
途中で弾丸は、体を貫通していたって書いてあった気がする…。
それなら背中からでもわかる気がしたんですが、
誰か教えてください。泣 -
ここまでのVシリーズの中で一番面白かった。
森ミステリーにしては、スッキリしてた感じで凡人の私にもわかりやすい王道感があった。
だけど、そうすると、本当は何か重大な叙述トリックに引っかかってる気がしなくもないが...
人物像も掘り下げられてきて続きを読むのが楽しみになってきた。 -
飛行機の中での殺人。斬新でトリックも面白い。保呂草の活躍も良かった。