戦慄の眠り 下 (講談社文庫 あ 72-11)

  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739887

感想・レビュー・書評

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  • グレッグ・アイルズ6作目サイコサスペンスである。
    女性戦場カメラマンのジョーダン・グラスが、誘拐され行方不明の双子の妹の消息または生死を探るためFBIに協力しながら捜査を進める話。
    面白かった。
    双子と多重人格は掟破りの気もするが、それ以上におもしろい要素があり、一気読みである。
    主人公の心の動きがよく表わされていて、読んでいてドキドキした。

  • 1枚の絵画の中に描かれた 誘拐された妹の姿ををきっかけにジョーダンが事件の謎を追い求める。この家族には何が隠されているんだろうとラストまで一気読み。最初から最後まで続くスピード感が途切れる事なくラストまで続くのだが・・・。

  • 連続誘拐犯が多重人格だなんて・・・
    展開に無理がある気がする。

  • 面白い!!

    途中犯人が何となく判ってしまったり、行方不明になった人のその後がちょっと書かれてなかったりと気になる箇所はありますが読ませてくれます
    ノンストップで読んでしまいました

  • (2004年4月15日第一版 ISBN上巻4062739879、下巻4062739887)各800円(税別)
    【ストーリー】
    戦場を写す著名な女性カメラマン、ジョーダンの双子の妹ジェーンは13ヶ月前に行方不明になっている。ジョーダンがふとしたきっかけで目にした眠れる裸婦の絵画に描かれていたのは彼女と同じ顔で・・・・。絵のモデルは眠っているのではなく死に顔だと言うことが囁かれている、謎の画家による連作「眠れる女」。行方不明の女性と犯人像を追うFBIとジョーダンの共同戦線が張られる。

    【感想】
    アクションあり、ロマンスあり、ミステリーに包まれた犯人像を追う捜査陣のスリルあり、とそこそこ娯楽要素を詰め込んだ感じ。この作家のは『神の狩人』『沈黙のゲーム』を読み、3番目に手に取ったのがこの作品で、今は『24時間』を読んでいますが、どれも雰囲気が違って興味深いです。
    この作品にも『神の狩人』の登場キャラ・レンズ博士が出ていますが相変わらずどんくさい引き立て役で気の毒・・・・。美男美女の描写が相変わらず気合入ってます。同性愛者も結構登場する確率が高い。後半は、犯人像の設定が予想外の展開でした。ジョーダンがジェーンと過去のわだかまりを置いて交流が復活しだした頃の回想の話・・・・というのがジーンときて一番印象に残りました。あと、妹のダンナも印象的だ・・・・・。最後の結末の子供とのエピソードは良かったですv

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