河童の手のうち幕の内 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753227

感想・レビュー・書評

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  • 河童さんが河童になった由縁など、本書では河童さんについて知れる本となっていた。個人的におもしろかったのは蝋人形をつくる話。一点透視図法で作る俯瞰図もわかりやすく、全体的にユニークな本だった。

  • この人の本は手書きが良いですね。

  • 11.11.25-26

  • おいらも妹尾河童さんの様に生きたい。

    いきなり書いてしまいましたが、

    河童さんならではの、肩肘張らないけれど
    あふれんばかりの好奇心感がとっても心地良く読み進めます。

    精密なイラストと、フランクなテキスト。

    軽~く疲れた時に読むと、
    「河童さんみたいに、やりたい事をやろう」と
    ほんわか元気が湧き出ます。

    喫茶室ルノワールでのひとときに最適な一冊。

  • 北海道、山陽、山陰、北国の旅に始まり、河童の歴史、旅の大原則、さらには俯瞰図の描き方まで、河童のあれこれをつめこんだこの一冊。

    北国の海野には是非いってみたい

  • 河童さんは鳥なのか!?と思わずにはいられないほど、俯瞰図に圧倒される。本書では、「誰でも描けるようになる」俯瞰図の描き方が丁寧に説明してあったり(試したことがあるが、挫折した・・・)、河童さんが改名した際のエピソードが書かれていたりする。まさに河童さんの謎に迫る「河童の手の内幕の内」というタイトルがピッタリくる。

  • しばらく読んでいないとこの人の本を読みたくなる。面白いエピソードが満載。

  • 妹尾河童のエッセー集。テーマは多岐にわたる。
    日本最北端の本屋訪問や、古地図を元に旧山陽道を歩く旅。
    自分の蝋人形が作られた話や、「河童」を本名にするための裁判所とのやりとりなどなど。
    詳細に描かれた挿絵を見るだけでも楽しい。
    巻末の「河童流俯瞰図の描き方」は是非自分の部屋で試してみたい。

  • 河童という名前の由来や
    奥さまとの出会いなどなど。

    どこから読んでもOKな幕の内的な本。

    河童さんの本はどれでも
    値段のわりには美味しい。
    買って損なし!

  • 河童さんがどういう方なのか、更に知ることができた。知れば知るほど不思議なかた・・・憧れます。

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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