新装版 軍師二人 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753456

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    表題の「軍師二人」。
    使う側が無能だと…、、、現代でも通ずるところがあるのでは。

  • まあまあ

  • タイトルに反して女性メインの話が多い。
    表題作は短いながらも面白く、読み応えがある。

  • 軍師二人が沢山読みたかった。

  • 久々の司馬短篇集。さらっと読める。

    その書名として選ばれた硬めの題とは裏腹に、異例なのは全八編の選択の中において女性の出番の割合が多いこと。文字通り含まれているのが「女は遊べ物語」「嬖女(めかけ)守り」「雨おんな」「一夜官女」の四編、題には含まれてはいないものの女性が頻繁に登場する作品が「雑賀の舟鉄砲」「侍大将の胸毛」の二編、その率七割五分とはどうしたものかと軽く騒いでみたくなるほどの高率である。

    司馬作品に登場する女性というものをかいま見てみたい人、ただし長編は苦手という方にはおすすめのセレクションなのかも。

  • 表題作を最後に配した短編8作品。どれも織豊時代、名のある大名に抱えられ、戦乱の世を生きた士が登場する。時に「雨おんな」などのように女性を主にした艶っぽい話があるが、何といっても有名無名の牢人が活躍する話が良かった。大大名とは言え軍立てする侍大将が必要であったが、その力のある牢人を巧く使いこなせる大名は少なかったようだ。「軍師二人」で、豊臣家が大坂夏の陣で滅亡するのは有能な牢人の進言を受け入れられなかった豊臣嫡流の狭量さが招いたことであった。司馬史観を割引いて考えても、そのように思えてならない。

  • 短編も面白い。

  • 17/11/18読了

  • 2017.02.05 読了

  • 文庫は短篇集だが、Audibleでタイトル作のみ聴く。後藤又兵衛と真田幸村という二人の軍師が知謀を闘わせながら自らの死に場所を探す。死に場所。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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