- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062753661
作品紹介・あらすじ
……この村は虚構の村ですよ。でもねえ、ここに来る途中にも云いましたが、虚構と現実に差なんてないんですよ。
「知りたいですか」。郷土史家・堂島なる男の蠱惑(こわく)的な囁きは、関口巽を杳冥(ようめい)の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山(にらやま)付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
感想・レビュー・書評
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京極堂第六弾!
分冊版は全六冊…読みやすい!
宴の支度という事で、何やら二つの事件の支度が始まりました。面白い構成です♪
「ぬっぺっほう」よりによって関口が一人で事件に巻き込まれます(゚-゚*;)(;*゚-゚)
ある村を探して伊豆の韮山に…絶対ムリだと思ったら案の定とんでもないことに笑
頑張って関口!気を確かに!とハラハラ。
なんで京極堂に黙って来たの!!
よからぬ事になるとは思ったけど…やっぱりこうなったか…ととんでもない所で中巻へ続く。
「うわん」狂骨に出て来た朱美が不思議な事件に巻き込まれる話。狂骨忘れてるのでちょっと復習…笑
このシリーズは登場人物が多いので忘れちゃう。
朱美が自殺しようとする男を助けるのだが、何故か立ち直りと死にたがりを繰り返す。
どうやら宗教がらみのようだが…ってこちらも支度なので話は一旦ここで終わり。
この話の進め方は読むのが止まらない_φ(・_・
支度だけで上中下って…分冊で良かった笑
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再読。
不気味なほどに、この物語の舞台を鮮明に記憶しているのに何故かストーリーが全く記憶にない・・・。
まだまだ導入部。京極堂も榎木津もでてきてないのでこれからが楽しみだ。 -
いわずと知れた京極堂シリーズ。ええと、六作目だろうか。
再読なんだけれども、読んだのは大分昔だったせいで、ストーリーはほとんど忘れていた。
ので、もう初めて読む感覚で読めてしまった(いいことか悪いことかはわからないのだけど。
関口の監禁シーンや、朱美が海辺に佇んでいるシーンなど、割とどうでもいい部分は覚えていた。
本筋を忘れることって結構あるよね・・・。
文庫版は一冊のものが三冊にわかれているので、一冊だと短め。
それでも300Pあるけれども、短いと感じてしまうのが京極シリーズ。
さらに「塗仏」の話はもともと「支度」と「始末」からなっているので、
上中下にわかれた文庫本だと、一冊が六分の一ということになる。
今回読んだのは、「支度」の「上」だから本当に支度の支度といった印象。
謎がポン、と提示されるので、結局「中」「下」も読まなくてはならないだろうから、
分厚さにめげずに最初からまとまったほうを買ってもいいかもしれない。
ただこの文庫版は軽いので、持ち歩きにはいいです。
電車の中で読んでいても変な目で見られないです。
ちなみにこの本ではおなじみのキャラクター(?)は関口しか出てきませんでした。
京極堂やエノさんはどのあたりで出るだろう。とりあえず「中」も読もうと思いました。 -
鵼の碑刊行記念に再読。
まだ支度は始まったばかり。 -
再読。感想は全て読み終わってから。
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なぜか上巻だけがない永山図書館。他館から借りてもらった。便利な世の中になったもんだ。
京極堂シリーズ第6弾。「宴の支度」で文庫3冊、更に「宴の始末」へ続く。
昔はノベルズで読んでたけど、あまりの厚さ、鈍器にはなれど枕にも最早なりゃしないし、腕が痛くなる!
分冊万歳。 -
170128読了。
分冊版で再読。、さらさら読める。 -
「知りたいですか」。郷土史家・常島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
韮山、三島、沼津。詳しいので、楽しいです。
韮山、三島、沼津。詳しいので、楽しいです。
理解不能でございます(゚-゚*;)(;*゚-゚)
理解不能でございます(゚-゚*;)(;*゚-゚)