クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (562ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754309

感想・レビュー・書評

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  • アニメ化物語シリーズは好きだが、筆者の原作はこちらも含め、あまり好きになれない。
    キャラの濃さがアニメだからこそイキルと感じた

  • オーディブルで聴きました。
    事件→入れ替わり✖️2→動機→結末 

    頭良すぎて、これこれこうか、こうじゃないかのような文章展開が多く、少しついていけないところあり。

    でも他のものも読んでみたいと思いました。

  • ●あらすじ
    自分ではない他人を愛するというのは一種の才能だ。他のあらゆる才能と同様、なければそれまでの話だし、たとえあっても使わなければ話にならない。嘘や偽り、そういった言葉の示す意味が皆目見当つかないほどの誠実な正直者、つまりこのぼくは、4月、友人玖渚友に付き添う形で、財閥令嬢が住まう絶海の孤島を訪れた。けれど、あろうことかその島に招かれていたのは、ぼくなど足下どころか靴の裏にさえ及ばないほど、それぞれの専門分野に突出した天才ばかりで、ぼくはそして、やがて起きた殺人事件を通じ、才能なる概念の重量を思い知ることになる。まあ、これも言ってみただけの戯言なんだけれど――第23回メフィスト賞受賞作
    (講談社BOOK倶楽部より引用)


    うーん。この作家さんは初めて読んだんだけど、目がまわる…。
    主人公が平凡なのは良いのだけれど俯瞰して主体性がない割には熱血で、殺しが駄目だと断じるパーソナリティの割には暴力には寛容で…と一貫性がないのでこちらも取っ掛かりがなく、彼の感情に入り込めないというか、共感できる人が誰もいないので感情が一つも動かないというか…。いやもうシンプルに合わないんだろうな。
    とはいえ語り口は軽妙ですらすら読めるし、どんでん返しは素晴らしい。知識や語彙の豊富さは言うまでもない。たくさんファンがいるのもよく分かる。
    自分は、この方はアニメ原作や漫画原作で活躍されている方が好きだな。

  • あえて遠ざけてた作家さん。
    なんで読む気になったのかは分からない。

    設定は えらく突拍子ないのに えらく読ませる文章。
    ところどころ躓きながらではあるものの読了。

    続き…かどうかは分からないけれど、同じシリーズの次のヤツも読んでみたくなってる。

    つまりはそういうことなのかもしれないし、そうでないかもしれない。
    ただもう少し戯言に付き合ってみようか。って思っただけ。

    って、これも既に戯言かも。

  • 戯言使いってなに?

  • 初「西尾維新」に期待し過ぎたのか・・・
    400ページを超えるまで苦痛が大きかった。
    ミステリー云々より、キャラが前面に押し出されてる作品なので、文章よりも映像のがいいのかもゥー

  • 導入が長い。そこまで古い作品じゃないのに、ラノベであるせいか使い古された感じがする。
    おもしろくない。。

  • 映像作品は馴染み深いこの作者も
    小説を読むのは初めて。

    とにかく登場人物のキャラが立ってて、
    リアリズムを排した
    個性的な文章と相まって、
    独特な世界観を醸していた。

    ミステリとしては、
    なかなか手の込んだ細工がされてて、
    それなりに出来てた。
    やっぱりリアリティは無かったけど。

    正直好みではないかな。

  • 私の好きな作家の影響を受けていると公言しているので
    初めて読んでみました。
    うーん、完全な焼き直しじゃないですか?
    影響を受けた作家との違いは軽快なタッチとのことですが
    まぁ、そこは納得できる。
    キャラもデフォルメされたようなファンタジー的存在だし。
    そこは良いのですよ、別に。
    でも、「戯言」と言われる言葉が本当に戯言なんだよね。
    深い言葉も無いではないけど、かなり微妙。
    難しくて格好良さそうな事をこねくり回して入れてみました・・・
    てへっwみたいな・・・
    あと、何でこの言葉を二重で書く必要があるのか???
    というのが多い。
    ミステリィとして見ても、何も新しくないし奇抜ではない。
    とにもかくにもある意味、思うところがたくさんある作品でした。

    本当は星は1つでも良かったのだけど
    二十歳の時のデビュー作だし・・・ということで。(甘め)
    ライトノベルにこんなこと書いても・・・と思われるかもしれませんが
    ライトノベルにも良作はあるとわかっているので。
    あしからず。

  • 読むのが辛かったなぁ。
    今までもラノベに分類される本を読んできたとは思うが、これは表紙、何より文章が痛い。
    会話がキャラ付けの為だけになされている印象を受けるし、独白もだいぶ痛い。とにかく前半部は酷いと思う。
    後半になって、ややオモシロくなってはくるが、それでも痛さが残る文章で内容薄っぺらい。
    天才と評される方々だか、「天才」とただ言われてるだけで天才らしさを微塵も感じさせない言動・行動あたりが本当に薄っぺらい。
    評判がよかっただけにザンネンだ。

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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