- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062755870
感想・レビュー・書評
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序盤は、イマイチだったけど、すごく面白かった
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素晴らしい青春小説。生きづらく不安定な時代だからこそ、弱者であった主人公の軌跡であり奇跡の物語を読んでほしい。
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こういう雰囲気の海外作品大好き。これを読んで、玉ねぎ丸かじりに憧れた。
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主人公の少年が理不尽な状況や困難な状況に置かれても希望を捨てないところに感動しました。友情と勇気と、、、本当にたくさんの大切なことが詰まった最高の本だと思いました。後半からの伏線回収がすごいし、スタンリーとゼロの頑張りに胸がぎゅーとなりました。
大大大好きな作品です。 -
前情報なしに読んだ。
どんな話かワクワクしながらずっと続きが気になる状態だった。
ミステリーか?ヒューマンドラマ系か?謎に包まれたままどんな結末になるのか予想しながら読んだが、伏線の張り方がすごすぎた。そして回収はもっとすごかった!
スタンリーの名前の秘密、あんぽんたんのへっぽこりんのひいひいじいさん。ところどころにクスッとなるポイントが詰められていておもしろかった。
最後の森絵都さんの解説もすごく良かった。 -
書籍裏のあらすじから想像した話とは違ったが、とても良い青春小説だった。
主人公の名前は前からよんでも後ろからよんでもスタンリー・イェルナッツというところが妙にウケた。
話は現代と過去とが交互に繰り返され、どちらも続きが気になって仕方なく、一気に読んでしまった。
登場人物の性格は話の内容上仕方ないとはいえ、どうしようもない子供たちーまた大人もそうーで、時々うんざりするも、主人公たちは純粋な子供たちで良かった。 -
最後まで読むと全ての伏線が回収されてスッキリするが、そこまでがわかりにくいのはなぜだろう?名前が覚えられないからかな。しょっちゅう戻りながら読んだ。
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評価が高く人気なので、読んでみました。男の子にいいかな、と思いました。
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穴を掘るサークルに入っていた同期の話をきいて、中学生のときに読んだこの本を思い出した。当時はあんまり響かなかったけど、タマネギと桃ジャムは覚えていた。
今読み返すと、その緻密な構成に驚いた。穴を掘るうちに逞しくなっていくスタンリーを見ていると、どうしようもなく辛いことも自分の糧にできる、と奮い立つ気持ちになった。とかげが体を這いずり回った時、あえて自分が動いたらとかげの方が逃げていった、という展開は寓話的だった。
スタンリーたちがトラブルに見舞われるたび、その教訓を次に生かして、先を見通して行動していく様には学ぶことが多かった。
しんどいことがあっても、それを乗り越えたら、自分のことが好きになれる。それが幸せなのかもしれないとおもった。