穴 HOLES (講談社文庫)

著者 : ルイス・サッカー 幸田敦子

• 講談社 (2006年12月15日発売)

感想・レビュー・書評

[ミントさんの感想 · 2021年1月18日]

先がものすごく気になるお話でした。なんで穴を掘り続ける？代々運が悪く、無実の罪で捕まった主人公。謎が多くて、今までに読んだことのない内容で、イッキに読んでしまいました。ハッピーエンドでよかったです。

[eicomeさんの感想 · 2021年1月13日]

最初はよく分からなかったけど、あとからあ、あれはあそこと繋がっているのかと、気づき面白くなっていく。少年が主人公の話で伏線回収モノという組み合わせが新鮮だと思った。

[ママンさんの感想 · 2020年7月15日]

一見意味のない様な多くの伏線が最終的に見事に回収されていくテクニック
後に伊坂幸太郎の作品を読んで、この作者の影響を多大に受けているんだろうなと感じた

[スピカさんの感想 · 2018年9月5日]

面白かった！色々繋がってゆく。途中、あまりに自己中な大人が、子どもをいたぶる様が辛かったけど、
爽快な終わり方で、モヤモヤも晴れた。
伏線の張り方と回収が素晴らしい。
ハッピーエンド万歳！

[naococoさんの感想 · 2017年4月24日]

無実の罪で矯正キャンプに送られたスタンリー少年の物語。

送られたキャンプでは、過酷な状況のなか少年たちがひたすら穴を掘っていた。スタンリーのキャンプのお話と、一見関係ないようなスタンリーの先祖や過去の人たちの昔話が交互に語られ、だんだんとまとまったひとつのお話になってゆく。

スタンリーがなかよくなる少年ゼロがとてもいい。続編(というか姉妹編？)の『道』も読んでみたい。

[yakko1126さんの感想 · 2015年11月21日]

ついてない少年が誰かのせいにせず自分と向き合うことでハッピーエンドになる。それがよかった。同じ作者の『顔をなくした少年』がお薦め。

[ahiruさんの感想 · 2014年6月6日]

なんか久しぶりにすごい本を読んでしまった。すごすぎて、ネタバレしないと（否、しても）上手く説明出来ない。

とにかく面白かった。

主人公とゼロの奮闘を見守るのに手一杯で、百年前とかの挿話に耳を傾けながらも、「主人公大丈夫か、大丈夫か」って、すごく心配してた。
物語に入り込んでしまって、気がついたらエンディングで、それもすごいハッピーエンドで、心が温かくなった。それで「あーよかった！」って思ってから布団に潜って振り返ってみたら「あれ、この部分とこの部分がリンクしてて、あれ？このキャラとこのキャラがつながってて、あれ？この約束ってこの時のこのセリフが叶ったってことで、え？え？」って全部が綺麗に無駄なくまとまってることに気付いて、それで脚をジタバタさせながら「うわー、すごい本読んじゃったよ私！」って嬉しくなっちゃって。

とにかく良い本だった。

[tokitatokyoさんの感想 · 2014年2月26日]

こらぁ、おもしろい。
個性豊かなキャラたちと、ユーモアセンス。
遊び心のあるトリック。
気付くと主人公を応援している不思議現象。
私はこの作品が好きすぎて、読めもしない英語の原作買ったぞ。

[ぶるうす恩田さんの感想 · 2011年7月18日]

DIVE!の森絵都氏がオススメの児童書。
しかしミステリ好きのボクには物足りない。

[ponyoさんの感想 · 2011年3月19日]

すごい