- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062759779
感想・レビュー・書評
-
いい感じに切なくて電波!
「水に棲む」はとことん甘酸っぱくて切ない。中学生の恋らしくないけどいい!すごく好き!
「つきのこども」は百合でしたグフフ。現代の話なのに退廃的で幻想的でこの本の中では1番奇妙な話だと思った。少女二人っていうのがやっぱりなんとも素敵なんだよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと不思議な世界の恋物語。
彼らはどうなってしまったのか…… -
4つの短編集。「あおぞらフレーク」、「飛べない翼」、「水に棲む」、「つきのこども」。どれも不思議な現象・体質を中心にプラネタリウムをからめて書かれている。
2010/5/8 -
短編集。
梨屋さんの文章、すきなんだな、わたし。
しみじみ、そう思った。
警報機が鳴っちゃう少女、翼がはえてる少年、木そして森になっちゃう少女。
みんな、みんな、愛おしいキャラたち。
(これ、梨屋さんの3冊目の著作らしい。ふぅ……。深いため息でちゃうよぉ。)
「あおぞらフレーク」
何気ない、でも「するよなぁ」って思うしぐさを表現されてるのが……。もぉ絶妙。
音も、紡がれる言葉も、なんてキレイなんだろ。
「水に棲む」
いろんなものに触れ、感じてることの大切さを感じた。
言葉を、文章を紡ぐひとの内包してる世界って、なんて広いんだ……。
恋に落ちる瞬間、を、たったの10行の文で表しちゃうのも、すごいっ。ほんとにすごいっ。
その直後の1文が「わたしは紘夢センパイが好きなんだ。」
本人さえも気づいてない恋心を、せつないまでに伝えちゃう10行。
かんどぉした。 -
苦手。
途中で放棄しました。
ファンタジーは好きだけど
現代小説にファンタジー要素いれられるのは
ちょっと・・・ -
「白い竜がずるずると通学路を這っていった。と、思ったのは、わたしだけかもしれない。」
栄えある読書クラブ第1回の課題本となった1冊。
うーーん、可もなく不可もなく。
不思議な世界で、その世界観は非常に魅力的なのだけれど、出てくる子どもたちに共感ができない。
なんというのでしょう、ストア派的といいますか・・・
自分は違うんだオーラがメラメラ出てしまっているのが、少し残念。
【11/30読了・初読・個人蔵書】