頭脳のスタジアム 一球一球に意思が宿る (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760850

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  • 2004年にプロ野球選手の中で[森羅万象を一般人には理解不能なところまでキャッチでき、しかもそれを誰にでも分かるように表現できる人」として、松坂大輔・城島健司・松中信彦・和田毅・宮本慎也・和田一浩・五十嵐亮太・豊田清の8選手にインタビューした本です。体のコントロールはもちろんですが、驚かされるのは、イメージトレーニングの重要性と感覚の重要性です。彼らは一様に試合のイメージトレーニングをしており、データよりも現場の感触を大事にしています。常人では到底到達しえない高みに達した彼らが、まさに一球一打に魂を込める真摯な姿が見られまる珠玉の一冊です。

  • いずれも当時一流の選手がどう考えてプレーし、日々の準備を行っているかを選手自らの語りで明らかにしていく。

    ただ、数年前に書かれた本で、当時は異端の先進的な考え方であったものが、現在では当然のセオリーとなっているものも多く、それほどの驚きはなかった。

    自分には到底実践できないのは不変であるものの。

  • アスリートはみんな頭いいですよ。じゃなきゃ、アスリートになれないですもん。考えなくちゃ、あんなパフォーマンスだせませんって。

    にしても、宮本さんのシャドウ・フィールディングに感服!あの守備はこうして生まれたのね…。

  • プロ野球選手への取材。
    人数は多くないですが、深く掘り下げています。
    その選手は何ができるからスゴイと言われるのか。
    一人一人がどのようにここまで来てどのような苦労をし、どのように克服したか。
    読み応えがあって面白い。
    特に城島選手の話はプロ野球の奥の深さというか、感じました。

    ただ、単行本が出たのも昔なので少し古いです。
    しかしそれを差し引いても十分楽しめます。

  • (2008-06-13)

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