- Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062763301
感想・レビュー・書評
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表紙がオシャレだったからつい買ってしまった1冊。内容はとても面白かった。後悔があるとすれば辻村さんの作品は少し繋がりがあることを知らずに、順番を気にせずに読んでしまったこと。これから読む人は順番とか下調べしておくともっと楽しめるかもです!
この作品はとても読書が楽しかったかと聞かれたら微妙だが、随所に考えさせられるパッセージが散りばめられていて考えさせられる。罪と罰とはなにか、動物の命の重さなど自分の持っている嫌なところと向き合わせられる素敵な作品でした!詳細をみるコメント1件をすべて表示-
うたえながさん分かります!すごく面白いですよね!検索すると公式の読む順番が出てくるので参考にしてみてください!分かります!すごく面白いですよね!検索すると公式の読む順番が出てくるので参考にしてみてください!2024/03/20
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主人公の小学生の「ぼく」はなんて頭が良くて、なんて優しい子なんだろうか。
ふみちゃんを思い、犯人の市川雄太と対峙するために、先生のもとで自分の持つチカラについて学んでいく。
どんな言葉を使うのか?最後までドキドキハラハラしながら読みました。そして先生は何と言ったのか。
ふみちゃんが覚えてた ふみちゃんが友達だというのがぼくの自慢って とってもイイなあ。言ったり、言われたりしたい言葉です。ぼくのふみちゃんに対する想いは甘酸っぱいような、ピュアなような。素敵だと思いました。
本書を読むのは3回目だか、やっぱりこの作品は凄い! -
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辻村さんの本は僕もすごく好きです。学生時代にも戻りたくなります!
名前探しの放課後もぜひ読んでください!辻村さんの本は僕もすごく好きです。学生時代にも戻りたくなります!
名前探しの放課後もぜひ読んでください!2020/01/19 -
コメント嬉しいです!
辻村さん、いいですよね!
名前探しの放課後も読んでみたいなぁと思ってたので読んでみます!
フォローありがとうございます...コメント嬉しいです!
辻村さん、いいですよね!
名前探しの放課後も読んでみたいなぁと思ってたので読んでみます!
フォローありがとうございます。2020/01/19
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こちらも会社の方からお借りした一冊。
ってか10冊くらい纏めてお借りしたので8月は会社の方からお借りした本を読みまくろう月間となるだろう(笑)
僕には他の人にはない不思議な能力がある。
ふみちゃんは僕の幼馴染。
ふみちゃんはクラスの中心人物で、誰とでも仲がいい。明るくはきはきし、困っている人がいると助けてあげる。
僕たちは小学四年生になった。小学四年生になるとうさぎの飼育当番をすることが出来る。
ふみちゃんの喜びようは相当だった。
僕らのクラスにテレビ局が取材に来ることになった。脚を怪我したうさぎに、車椅子を作ってあげたからだ。
しかしこれがきっかけになり、陰惨な事件が起こってしまう。。。
主人公は小学生だが、この本は凄いな。
哲学的要素が凄い。
罪と罰とは少し違うかもしれないが、そのくらい重く考えさせられる本ではないだろうか。
難しい言葉は無いのだが、本の内容に重みを感じた。この本を読書感想文にしたら面白いのではないか?とも感じた。
少年の覚悟も、エピローグにもぐっとくる。
読んでいると自分ならどうする?何を言う?どう条件を作る??悩むこと間違いないのではないだろうか?
物語の進行と同時に、自分も一緒になって考えさせられるそんな深い一冊だった。 -
メジャースプーン。
調味料を丁寧に「量る」ためのこの道具を
ふみちゃんの宝物としてランドセルにぶら下げ
タイトルに持ってくる、辻村深月さんって、やっぱりすごい!
だってこれは、小学4年生の「ぼく」が
好きで、憧れて、尊敬してやまないふみちゃんの心を
くだらない自己顕示欲と悪意で踏みつけて壊した犯人の
罪の重さを、生真面目にいろんな角度から「量ろう」とし、
自分の特殊能力を使って、それに見合う罰を正しく与えようと
その「匙加減」に悩みながら、闘う物語だから。
それにしても、『凍りのくじら』のバス停で
表情も言葉も失くして痛ましい姿を見せていたふみちゃんが
もともとはあんなにおしゃべりで溌剌とした少女だったなんて。
そんな彼女のために、犯人に「ぼく」が仕掛けた「ダブルバインド」は
大人には無謀に思えても、子どもらしい真摯さに裏打ちされていて
その想いの深さに、涙が溢れます。
それでも、『子どもたちは夜と遊ぶ』で、
ふみちゃんと同じように心に深い傷を負った月子が立ち直り、
秋先生や恭司と共に「ぼく」とふみちゃんの支えになろうと
心を砕いていることに救われて
大・中・小と、ひとつのリングで繋がっていて
それぞれにつけられた赤・青・白のうさぎ形の石がぶつかることなく
三本重ねるとぴったりと一つに重なるという
ふみちゃんの宝物のメジャースプーンのように
人を赦すことの得意なふみちゃんと
罪と罰の重さを量ることの難しさを知った「ぼく」は
やさしく補い合い、あたたかく寄り添って、きっと生きていくのだと
深い感動に浸りながら信じられる、すばらしい作品です。-
kwosaさん!
なんて深くて、kwosaさんらしい感動的な解釈でしょう。
このコメントをいただいて、今週は図書館から本が8冊も届いたとい...kwosaさん!
なんて深くて、kwosaさんらしい感動的な解釈でしょう。
このコメントをいただいて、今週は図書館から本が8冊も届いたというのに
今読んでいる本そっちのけで、また『ぼくのメジャースプーン』を読み返してしまいました。
私も、まず、ピアノ発表会では力の発動はなかったのだと思いました。
あの時はまだ、「ぼく」は自分が持っているかもしれない力のことを全く知らなかったし
ふみちゃんは、「いつも堂々としているふみちゃんと仲がいいことが自慢なんだ」と
「ぼく」に言ってもらったことが何よりうれしくて、ステージに戻っていったんですよね。
でも、同級生のトモくんの件からは、明らかに自分の意志で、言葉を選んで発していたので
力の発動はあったのだ、と考えて読んでいたんです。
実は辻村さんの他の作品を読むと、この件に関連するできごとが出てくるので
その部分についてもkwosaさんには、ぜひご意見を聴かせていただきたいのですが
それとは別に、実は「ぼく」に関しては力は遺伝していなかった、
自らの衝動に突き動かされて市川は「ぼく」の首を絞め
「ぼく」は特殊能力の後押しなしで市川の悪意と暴力に勝ったのだ
と考えると、新たな感動がわき上がります。
私が否定することしかできなかった米澤穂信さんの『ボトルネック』といい
今回のこの本といい、kwosaさんはいつも
人間の底力を信じて希望に満ちた解釈を見せてくださって、読書の喜びをさらに深めていただいています。
ありがとうございます!
そしてそして、他の辻村さん作品、近いうちにぜひまた感想を聞かせてくださいね!
2013/05/03 -
まろんさん!
ああ、なるほど。
ピアノ発表会「だけ」は力の発動がなかったという可能性にはまったく思い至っていませんでした。
もう、力は遺伝...まろんさん!
ああ、なるほど。
ピアノ発表会「だけ」は力の発動がなかったという可能性にはまったく思い至っていませんでした。
もう、力は遺伝していなかったと思い込んでいて......
趣味が「妄想」なものですから、頭のなかに勝手に物語を作り上げ、ときおり作者の意図を越えた深読みをして、ひとりで感動したりしてしまいます。
辻村作品は読んだ人どうしでいろいろ語り合うのが楽しそうですね。
はやく他の作品も読まねば!2013/05/03 -
kwosaさん!
趣味、妄想♪
お仲間がふえてうれしいです!
小さい頃から、お話の結末が悲し過ぎたりすると
頭の中で勝手に筋を考えてハッピ...kwosaさん!
趣味、妄想♪
お仲間がふえてうれしいです!
小さい頃から、お話の結末が悲し過ぎたりすると
頭の中で勝手に筋を考えてハッピーエンドに作り替えちゃったりして
いつのまにか、どれが本当のラストだかわからなくなるような子だったので。。。
辻村さんの本は、いろんな解釈ができて
妄想をふくらませ放題なところもまた、いいですよね!
kwosaさんには、「この本のここ、どう思われました?」とか
「あのラストってどういう意味があるんでしょう?」とか
お聞きしたいことが山のように(?!)あるのです。
次はどの本を読んでくださるのか、わくわくしています♪2013/05/04
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ページ数多めの本ですが、本当にあっという間に読み終わってしまった。
これぞ、辻村さん!という感じ。ページを捲る時間すらももどかしく感じるほどだった。
「子供たちは夜と遊ぶ」はそこまで好きな作品ではないのですが、読んでおいて良かった。登場人物のリンクがたまらなかったです。
最後の方は読み終わるのがもったいなくて…でも最後が気になって早く読み終わりたいような…
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小学4年生のぼくが主人公。幼なじみのふみちゃんにとんでもない事件が起こり、心を閉ざしてしまう。ぼくにはある特殊な力があり、事件の犯人にそれを使うことにした・・・
ぼくと同じ力を持つ秋先生との数日間の授業が肝なんだと思う。このやり取りはとても勉強になります。いい作品でした。
そういえば、ぼくの名前は何だっけ。 -
小学校で飼っていたうさぎの惨殺事件が起こる。
その凄惨な現場を発見してしまったふみちゃんは…
犯人の大学生は、器物破損の罪にしか問われず…
ぼくのできることは…
『声』の持つ不思議な力を使って…
チャンスは1回だけ…
秋先生が。
月子が。
恭司が。
秋先生はそんな力を持っていたんだ。
だからあの時…
『子どもたちは夜と遊ぶ』の謎が明らかに…
『子どもたちは夜と遊ぶ』もスッキリ。
だから『辻村深月すごろく』なのか。
ちょっと長かったが…
動物虐待、命の重さ、人それぞれの価値観、色々、考えさせられる…
小学4年生なのに、そこまで考えるのか…
そこまでやるのか…
そこまで責任を感じていたのか…
ふみちゃんが好きだっただけではなく、自分が彼女を巻き込んでしまったって、責任を感じていたなんて。
主人公・ぼくに感動。
ふみちゃんが言葉を発し、進む後ろ姿に明るい未来が。
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自宅療養は「みなし入院」なので、もし医療保険などに入っていて、入院給付金特約などを条件に入れているなら、申請を忘れないように!
わたしは入院...自宅療養は「みなし入院」なので、もし医療保険などに入っていて、入院給付金特約などを条件に入れているなら、申請を忘れないように!
わたしは入院特約、1.5万円/日 なので15万円です。うヒヒ。2022/08/23 -
2022/08/23
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2022/08/23
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