エネルギー(中) (講談社文庫)

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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767569

感想・レビュー・書評

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  • 原油価格の上昇によりロシアが強気になる姿は成金そのもの。

    原油のコールオプションを巧みに利用する秋月のしたたかさがすごい。

  • 上・中・下読了。

  • 面白かったです。LNGプラントの建設や油田の輸送などを行うと少なからず環境に影響を及ぼすことは事実としてある。それに対し、環境保護団体のNGOの活動がどこまでプロジェクトに影響を及ぼすのかを知ることができました。NGOの力は非力だけれども、融資を行う金融団体は公的に世間体があるため、必ずしもプロジェクトのために動けるわけではなく、その点で影響を与えるのだということを知りました。オプション取引は掛け金を失うだけでは済まず、雪だるま式に損失が膨らむことを改めて知りました。ここまで来ると、ギャンブルというか複雑過ぎて、全てを理解できている人の聡明さが偉大です。

  • 難しくてなかなか進まない

  • しっかりと取材とかされてるんだなぁと思いつつ読む。上巻の感想でも書いたが、もうちょっと人との絡みがあったら面白いのに・・・それはおいといて。中国系燃料商社が破綻していくストーリーのところはなかなかよかった。

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著者プロフィール

黒木 亮:1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『巨大投資銀行』『エネルギー』『鉄のあけぼの』『法服の王国』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

「2021年 『カラ売り屋vs仮想通貨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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