- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062767958
作品紹介・あらすじ
「あの男を捕まえられるのは、親分しかいないと思います」。
十手を返上、岡っ引きから足を洗って10年。「泣きの銀次」が江戸の町を再び走り回る!
十手と鑑札を返上し、岡っ引きから足を洗って10年。「泣きの銀次」も来年には不惑を迎えようとしていた。小間物問屋の主(あるじ)として細々と暮らしていたある日、銀次は監禁されていた娘を助ける。実は近頃、娘のかどわかしが頻発しているという。「下手人を捕らえるため手を貸して欲しい」と言われた銀次は・・・
感想・レビュー・書評
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2022年5月3日
宇江佐さん、いつも面白い。
子どもたちの無邪気さ、
可愛がりかた、
武家と町人の蔭間の会話
年齢や流行り物
みんなみんな鮮やかに見えてくる。 -
10年もたって書かれた続編。
前作と同様、犯人を追い、長い話に。
そしてよく人が死ぬ。
銀次みたいなセリフを口にしてみたい。 -
切ない。けど、面白い。
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銀次もいろいろあって40歳!
岡っ引きから足を洗い10年
ひょんなことで再び十手を! -
泣きの銀次シリーズ。
あれから10年経ってるのか。
相変わらず,宇江佐さんは終わり方が素っ気ない。
それですっきりするときもあるし,淋しいときもある。 -
L 泣きの銀次2
伊佐次のように、突然10年後。惜しい!二冊目でもう40だなんて。お芳との間に子供もいて一安心。銀次が十手を返していたのはびっくりだし、勘兵衛が臨時廻りになってたのは寂しい。それに政吉には残念。 -
文吉シリーズ
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泣きの銀次シリーズの復活をまずは嬉しく思う。前作から10年後の銀次は十手を返上し所帯を持ち、一市井の人となったが、ある事件に関わったことをきっかけに再び岡っ引きになる。
登場人物の個性が際立ち、悪人を追う銀次の姿はまさに「颯爽」。相変わらず死人に涙する銀次だが、仲人として涙する銀次も見たかった。