- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062768542
作品紹介・あらすじ
町の外に出てはならない-禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。
感想・レビュー・書評
-
町の外側の世界を見てしまった子供達。バケネズミの攻防。大人達の隠している世界の過去。先史文明の遺産。知ってはいけない事を知ってしまった彼らは、ようやく町に帰り着く。
彼らは、自分たちの記憶までも操作されている事に気がつく始める。そして、恐る業魔の危険を排除する為、危険視された子供の排除をしている事を知る。排除されると気づいた子供2人は結界の外側で生きる事を決心する。
ヒト以外の生物は、呪力を持たない代わりに、大きさ形状など独自の発達をみせる。
図書館の自走型端末“ミノシロモドキ”は、ミノウミウシに擬態したものらしいけど、自走して図書館が来てくれたら便利だけど、ビジュアル的に使いこなせないなあ。
下巻で、2つの伝奇が絡んでくると期待する。 -
14歳には過酷な新世界です。
悪鬼や業魔になってしまうのか?
Xか早季か、はたまた他の誰かか。
飛躍が過ぎるかな。
いや、だって新世界だから、何が起こってもおかしくないぞ。
結末やいかに・・・
下巻へ -
グロい。でも、この世界にどんどん引き込まれていく。
-
上巻では5人の冒険譚の結末が、この巻では町を取り巻く環境が明らかになってくる。
早季と覚はどんな道を進んでいくのか?下巻にGO!
作品紹介・あらすじ
町の外に出てはならない-禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。 -
H29.12.22 読了。
・悪鬼、業魔の正体とは。5人の仲間たちの運命は。教育委員会、倫理委員会、バケネズミ、不浄猫などなど。
独特の世界観が後巻、どんな物語の終焉が待っているかを期待させる展開は、読んでいて面白い。
後巻も楽しみ。 -
1000年後の日本。
人間は『呪力』を手に入れた。
禁を犯して、町の外に出た、早季たち1班5人。
1班から1人また1人と姿を消して行く。
危険な兆候をみせたもの、『呪力』の能力が劣るもの…
残された者は記憶を消され、何事もなかったかのように。
そこまでしないといけないのか…
徐々に秘密が明らかになっていく…
子どもたちの『呪力』は使い方を間違えば、核兵器にも勝る…
『呪力』を抑えきれなくなった瞬は…
ゴウマカ…
異常な進化を遂げた生物にも『呪力』が影響していたのか…
だんだん繋がってくる…
バケネズミ、もともとは何なんだろう…
もとの世界はなぜなくなったんだろう…
日本の人口が5万人??
いよいよ最終巻へ。
-
上•中•下巻の感想です。
カーリーさんがおすすめしてたので、購入して読み始めました。
初めのうちはわからなかったけど、10ページ程読んで、過去に読んだ作品ということに気づきました。
3巻あるし、前に読んだ時はなぜか疲れたような記憶があるので、このまま進めるか悩みましたが、ちょっと続けたら止まらなくなり、完読。
黒い家を思い出すような、追い詰められる恐怖が、そして後半は生きる者として考えさせられました。
やっぱり疲れた。
いよいよ下巻ですね♪
いよいよ下巻ですね♪