- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062769372
作品紹介・あらすじ
すてきなムーミン一家を中心に北国のムーミン谷にすむ仲間たちの楽しい生活を描いた九つの短編集。ムーミントロールの親友で孤独と自由を愛する詩人のスナフキン、空想力豊かなホムサ、おくびょうでなき虫のスニフ…。国際アンデルセン大賞受賞作家ヤンソンの詩情あふれる楽しいファンタジー。
感想・レビュー・書評
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目に見えない女の子ニンニのお話が入ってました。
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短編集ならではの楽しさがあった。
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なんでそこでそういう感情表現になったんだろう…?と何度も考えさせられた。
雰囲気をあっさり楽しむのもいいけど、わからない心理描写で立ち止まりながら読んだらもっと楽しいのかも。
難しい… -
これと、前作、ムーミン谷の冬、そしてムーミンパパ海へ行くの三点が至上の傑作。
キャラの造詣が、すごく深くなった。
新装版は美しい。背表紙もかっこいい。ムーミン展で購入。
ムーミン展では本作のスケッチが大量に出されていたが、習作からの厳選がおもしろい。より、自然で、より、無感情な絵にしていっている。
特に釣りをしているスナフキンとムーミンなんて、表情はないのに距離感だけで心の具合が表れている。習作では、ムーミンはスナフキンを見つめてたりしているが、それではないとヤンソンは思ったのだろう。
そうやって削ぎ落とされていって、挿絵になったものは、どれも納得。いかようにも読み取れるように、自然な、簡潔な絵になっている。それでいて心情が表れている。やはり考え抜かれている作品だということがわかり、正しかったのだと知る。
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世界で一番最後の竜、スニフとセドリックのこと、が良い。やっぱりスナフキンはかっこよろしい!
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それぞれ異なる主人公の連作短編。このシリーズで書かれているムーミン、ミムラ、ヘルム、フィリフヨンカなどは種別名でイヌとかネコみたいなものらしい。そのせいかヘルムのヘムレンさんと言ってもいろんなヘムレンさんが出てきて読んでるほうは混乱する。
九つの短編のうちムーミンの龍の話が良かった。スナフキンは誰からも好かれる。ムーミンの龍もスナフキンにしか懐かない。ムーミンだってスナフキンが大好きだから、気持ちはよくわかる。けど寂しい。
スナフキンといいミイといい、おしゃまさんといい、大人なんだか子どもなんだかわからない。しかも個々の名前がない。考えてみれば不思議な世界観だ。 -
これに入ってる「ぞっとする話」のホムサも可愛い。このちびのミイがまた最高に悪くて大好き!
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BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。
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小さい頃はお母様の影響で洋書を読んでいたという安田美沙子さん。
「わあ~ムーミンとかありますよ~かわいいですね。ムーミンを字で読んでみるのもいいですよね」
原宿ブックカフェ公式サイト
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