鳴子守 見届け人秋月伊織事件帖 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 55
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770354

作品紹介・あらすじ

南原家の埋蔵金騒動に絡んで、穴掘り人足が次々と殺される。真相の見届けにあたっている秋月伊織は、数日前に縄暖簾で「穀潰し」と罵られていた貧相な若い人足・仙吉の豹変ぶりを不審に思い、探索を開始した。苦界に身を沈めた姉と、貧しさに翻弄された弟の運命を描く。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第五弾。

    いつも“見届け人”の範疇を超えてしまいがちな伊織様ですが、本書の第二話「半夏生」では、本来の“見届け人”らしい仕事をされていたような気がします。
    短編三話。どの話も哀しかったり切ない部分があったりしますが、優しい余韻が残ります。

  • 2017.4.4.

  • 第五弾
    久しぶりに読むシリーズ
    登場人物もあまり憶えが無い
    短編三話、可もなく不可もなく、読むことが可能

  • シリーズ第5弾

    藤原さんのお話はどれもよく出来た話で、引きずり込まれます
    人情味たっぷりの3作です

  • O 5 見届け人秋月伊織事件帖
    三話構成。
    秋月兄からのプレッシャーなし。
    お藤は前よりも立ち位置がブレて、でてこなくてもいいくらい。

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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