新装版 浪花少年探偵団 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2337
感想 : 158
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062771306

作品紹介・あらすじ

小学校教師の竹内しのぶ。担当児童の父親が殺された。家庭内暴力に悩んでいた児童と母親に嫌疑がかかるが、鉄壁のアリバイが成立。しかし疑念を覚えたしのぶは調査を開始。子供の作文から事件解決の鍵が、たこ焼きにあることに気づく。教え子たちを引き連れて探偵ごっこを繰り広げる痛快シリーズ、第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • 東野圭吾第8作目。
    コテコテの大阪のノリが関西舞台の朝ドラ感と近かった。
    短編なのも1話15分の朝ドラっぽさがある。
    次作も楽しみ。

  • 面白かった。短編集だから、長編と比べるとトリックや動機がだいぶ単純。
    主人公の性格が好き。

  • しのぶセンセ、事件に巻き込まれすぎというか首突っ込みすぎて全然ミステリー感なかった。
    東野圭吾!と思って読んだら少し拍子抜け

  • 間違いなく面白い!
    東野圭吾の作品の中では圧倒的にはちゃめちゃで元気なストーリー展開。その中に、ちょいと挟まってるミステリーネタで、あ、そういえば東野さんやったなって思い出す。
    東野作品には、ごっつい女性が似合うわぁ。

  • シンプルにおもろい

  • キャラクターがみんな魅力的。事件の謎解きも、読者が予想できうるくらいのヒントを丁寧に描いてくれていて面白かった。

    ただ、読む時代が遅すぎた…セクハラとパワハラがすごい!35年前はこれが許されていたの!?大阪ってことで大袈裟に書かれてない!?今なら大問題になりそうな内容のオンパレードで、物語に入るまで時間がかかってしまった。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/683791

  • しのぶセンセと悪ガキども、万年ヒラ刑事たち、コテコテの関西弁、コミカルな事件。しのぶセンセが担任だったら愛情いっぱいで毎日楽しいだろうなぁ。◯笑シリーズ同様に楽しめた。

  • 本の交換会で手に入れた本。選んだ理由は、東野圭吾の作品だから。

    読んでみたら、ガリレオシリーズとぜんぜん違う明るさにびっくり!!東野圭吾は、大阪出身なので、大阪弁にも細かいエリアの地名にもリアリティーがある!

    主人公、しのぶセンセがサイコーにイイ!!
    しのぶセンセは走る!!6年5組の生徒たちも走る!!
    携帯電話は無くて、ポケットベルがある時代の懐かしい話。しのぶセンセのキャラがスキ。この本の中では、しのぶセンセと家なき子の話か一番好き。家なき子の話には、文字になっていない闇がある。しのぶセンセは、光だ。

    ミステリーだけど、トリックがわかっていても何度も読みたくなる人情物語。おすすめです。


  • しのぶセンセたちのこてこての関西弁で話にどんどん吸い込まれていった。このあとのしのぶセンセの恋愛も気になるところ。テンポよく、おもしろかった!

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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