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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062771580
感想・レビュー・書評
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「ちいさいモモちゃん」のその後がとても気になっていたので、本屋さんで見つけたときは即買いましたが・・・
とても読んでいて辛かった。
親が離婚するという事を、子供はどのようにして理解して納得するのか・・・いつも気になっていました。
それでも毎日は過ぎていくし、毎日メソメソしている訳にはいかないし。
けなげに自分の身に起った事を、事実として受け止めるしか無いのだと感じた。
これはお母さんが子供の視線になって書いているから、まだ母親である私も理解しやすいが
実際のところ、子供はこんな風にすんなり受け止める事はできないのではないだろうか。
ともあれ、何とか前に進もうとしている事がわかって、苦しいながらも安心しました。 -
涙の海ができるとやってくる、クジラの赤ちゃんがなんとなく好き。
死を書く事が辛かったとおっしゃる作者様。死が近しい世界をこれだけ自然に書くまでに、布目が見えるまでじっくり時をかけるというお姿を想像しまして、大切に毎日を生きぬいていらっしゃるんだろうなぁと憧れが浮かびました。