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- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062772716
感想・レビュー・書評
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千里田の続編。今回は前回の敵とも共闘してねじれた時間を元に戻す。
なにやら続編に続きそうな終わり方。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ2作目。前巻の主要人物が敵方も含めて再登場して、また新たな話が始まるが、前巻の物語の先導役たる道士に相当する人物が不在で、なおかつ時空を扱う話のため、後半、史実を含めた話が複数、前後しながら進行するため、少々話が分かりにくい感もあるが、逆に主人公の将来の姿により、物語の現在進行形における少年の物語の主人公の我儘で共感を呼びそうにない部分が緩和されていることと、歳を経て少年そのものが少しは成長しているが故に、話としては本巻の方が読みやすかった。歪みを持つが故に器の役割をもち、それ故に相反する性格を併せ持つ少年の歪みが本巻の最後で取り除かれた以降の次巻では更に成長するのだろうか。
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シリーズ2作目は恋愛がテーマに。千里の成長が微笑ましかったり、さみしかったり。