カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.72
  • (58)
  • (89)
  • (91)
  • (13)
  • (4)
本棚登録 : 832
感想 : 78
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772976

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白かった!続きが気になります!! 表紙に一目ぼれして買ったかいがあった♪ ストーリーの面白さだけじゃなくて、キャラ一人一人に愛情が湧く、というか・・・ 簡単に読める割に難しく、奥が深い、というところもすごくいいと思います。

  • 以前少年向けのライトノベルレーベルで出版されたもの。
    が、講談社文庫で装いもあらたに再出版。
    短編が収録してあるとあって、昔出たやつを持っているのに、持っているのに!買ってしまった!!
    まぁいいか、売り上げに貢献できれば・・・。今度こそはシリーズ最後まで出版されますように。
    挿絵がなくなったのは残念ですが・・・・でも誤植が減ったし。あの、世界観をぶち壊しにする、校正だか校閲だかのミス!憎し!

    それにしてもこの短編は、前にどこかで読んだ気がする。どこでだろう・・・どこで・・。

  • 故郷を離れ、英国統治下のインドへと渡ったシャーロット。駐在英国人の子女が通うオルガ女学院の寄宿舎で出会ったのは、神秘的な少女・カーリーガードと、個性豊かな仲間たちだった。

    後半駆け足な部分もありましたが、楽しく読めました。少女小説のときめきも健在。
    カーリーとシャーロットのロマンスは難儀なのは間違いありません。
    これからどう転がるのか、気になる作品です。
    それにしても、最近の講談社さんの英断には驚かされっぱなしだ。

  • カーリーの正体はあっさりと読者にばれるけど、ばれたからこそどうなっていくのか続きが気になります。カーリーのやきもちっぷりが半端なくてにやにやする(笑) けど、設定上。。。悲しい(T_T) 予想を裏切ってくれることを期待して続きを待ちます。

  • ☆2.5
    トッカンがおもしろかったので読んでみたけど、
    この作品はイマイチ。

  • オビが大げさすぎやしないか

  • 小公女が好きなので、この物語もすごーく好みでした。
    続きが気になって仕方がありません!

  • 第二次世界大戦前夜のインドにある英国人女学校が舞台。
    帯のアオリ通り、本当に「THE少女小説」。

    さえない少女と、寮で同室になった超絶美少女の友情モノかと思いきや、
    実は・・・なところがかなり漫画ちっくで、
    昔なつかしの「おちゃめなふたご」や「クララ白書」、
    最近だったら「マリア様がみてる」が好きな人は、
    楽しく読めると思う。

    まあ、ラノベですな。
    しかし、続きは気になる(笑)

  • イギリス領時代のインド内のステーションと呼ばれるイギリスを模した小都市にある、良家の子女の花嫁修業学校にロンドンからやってきたシャーロットが出会ったのは、美しい黒髪とオニキスの瞳を持つ美少女カーリー。シャーロットを一目で虜にした聡明で大人びていて不思議な魅力を持つカーリーは、実は大きな秘密を持っていて…。

    全寮制女子高特有の高飛車少女のイジメに立ち向かう話かと思いきや、第二次世界対戦前のインド、イギリス、ヨーロッパ情勢、シャーロットの出時、カーリーの秘密、スパイや売国奴まで絡んだ壮大な陰謀に発展してびっくり。でもそれも少女たち?の恋にも似た友情を描くための舞台なのだ。

    ちょっと中性的で謎めいた美少女に恋愛めいた気持ちを抱いちゃうカンジとか、カーリーの正体とか。いつばれちゃうの?どきどき!!ってカンジで、うーん、少女マンガ!いいですね!シャーロットのまっすぐさも、カーリーの焼きもちとか葛藤も、ほんと少女マンガだわあ。続きが楽しみです。

  • 学園ものなのに、メイドさんが出てきて嬉しい限りです。
    今後の展開がハラハラどきどき。。
    次巻が待ち遠しいです。

全78件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高殿円の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×