浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理 (講談社文庫)
- 講談社 (2012年7月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062773010
感想・レビュー・書評
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やっぱり難しい。
それでもおもしろいと思えるのは、やはり浜村渚が可愛いからだろうか。
いたるところに伏線があり、謎も一つではない。
何か一つ分かっても、それだけで全て理解することは不可能で、いつの間にかどっぷり浸かってしまっている。
本当に、数学が得意だったらどんなによかっただろう。
学生の頃に出会えていたら・・・と、このシリーズを読むたびに思ってしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回のテーマは、タイトルから察する通り「フェルマーの最終定理」
初の長編ということもあり、どうかなー?と思いながら読むと、
やはり引き込まれてしまいました。
話の途中で出てくる「15パズル」や「天秤と金貨」の問題も面白いです。多分一人じゃ解けないけど(笑) -
今回、ミステリーの方が話の大筋で数学はその傍らに置かれてるよーなぁ・・・たださすがに毎度のことながら数学にはびっくり。わかりやすく面白く書かれてるので面白い!
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長編。ちょっとだれている感じ。あんまり浜村渚が出てきません。
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事件で島に行かねばならなくなった、対策本部の大人と数学少女。
しかし迎えにきた刑事が連れて行ってくれたのは
行くはずの島とは別の島。
数学好きのための島、というわけで、あちらこちらに数学だらけ。
そして出てくる登場人物も、数学の人の名前。
ある意味、歴史がわんさか出てきます。
知らない定義だらけですが、そういうのがあるのか、と
またしても知識が増えていく状態w
今回は初の長編、初の刑事が推理(笑)
とはいえ、最後まで読んでいくと、偶然というか必然というか…。
しかも落ちはそこか! でしたし。
ホテルの謎もきちんと解明され、双子が『動いて』はいけないわけも分かりました。
数学ってすごい、という前に、それが分かった数学少女がすごいです。
中に出ていた、数学雀、面白そうです。 -
自分が数学好きではないのはともかく、登場人物たち(と作者)の数学に対する愛情だけはイヤというほど伝わってくる。
中学生くらいの時に読んでいたら、もう少し数学が好きになっていたかなぁ?と思わせる点は、『博士の愛した数式』に通じるところがあるかも。
なので、中学生のムスメには是非読ませたいと思う。
このホテルはちょっと泊まってみたいかも。
双子が20年間ホテルの2階を離れなかった理由はすごかった。
あの読者への挑戦状、分かった人っているのかな?
ちなみに、数学が好きではないのに、あとがきで作者が薦めているサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』は何故か持っている。
しかも文庫じゃなくてハードカバーの方(笑)。
買ったときの自分は、何を考えていたんだろう? -
このシリーズ、好きすぎる。自分自身、数学好きということもあるが、謎を解くのが中学生の女の子という設定が良い。
伏線の回収が鮮やか。今回のはぐっときた。
フェルマーの最終定理、今度じっくり読んでみようっと。 -
今回も数学を楽しませてもらいました。武藤さんも活躍したし。相変わらず渚は可愛いし。渚の好きな人って一体全体誰なんですかねぇ~……。
作者からの挑戦状は5分だけ考えて投げ出しましたが、最後まで読み終えて、投げ出して正解だったと思いました(笑)
しかし最後の遺産の謎の解明のところは読んでいて鳥肌が立ちましたねぇ。凄いです。
でも動機がちょっといただけないかなぁと思いますね。政府の言ってる事を肯定してるようにも思えます。
そして最後の最後で、ロリコンかよぉ! と、ツッコまずにはいられませんでした(笑)
早く次が読みたいです。 -
どこら辺が1/2なのかと思ったら、本筋とは関係なかったからなんですねー。
渚ちゃんうらやましいです。数学が出来るとあちこち旅行に行けちゃうんですね…(曲解)
トリックとしてはなんだかなー・・・とは思いましたが、今回も数学の話がたくさん出てきて面白かったです。数学嫌いな私ですが、こういう小ネタを知るのはすごく好きです。自分で計算しなくていいからかもしれないですが。
キューティーオイラーちゃんが出てきたので私としては満足です。笑