双月高校、クイズ日和 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062774437

感想・レビュー・書評

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  • う~ん、期待していたほどでもなかった。
    ちょっとあっさりすぎか
    続きがあれば。。。。

  • 高校生の部活というと、スポーツや吹奏楽のイメージが私の中で強いのだけれども、今回クイズというのが面白かったです。
    高校生のとき、どれだけ思い出の時限爆弾をしかけられたのかなーと考えてしまいました。

  • 文化系青春小説クイズ風味。   
    部活物の話は好きなので、この作品も例に漏れず好きなお話であった。   
    同好会の創立から始まって、人数集め、敵として登場した生徒会長との対決、内部問題、そして大会に出場するメンバーの選出。   
    青春部活小説としての王道を歩みながら、個性的なキャラクターたちによる味付けが妙に巧妙だった。   
    ナツキみたいなキャラも好きだし、アリサのあのあのシーンはとても可愛かった。 もう少しだけドングリのキャラが目立っていたら……。    
    甘酸っぱい青春をいただきました。 ごっつぁんです。

  • 以前談話室で話題に上がっていて気になった本の文庫版。気になった当初はタイトルをメモして本屋に行くも売ってなくて、取り寄せよりは早いから密林でいいやと家に帰りそのままなんとなく買わないでいた本。本屋で見かけて、嬉しくて買ってきた。

    もう、ど真ん中ストレートである意味なんのひねりもない王道の(褒め言葉)青春小説。主人公らしき主人公がいなくて、全員にスポットが当たってる感じ。みんなが主人公な感じはいいけど、そのおかげでなんか細切れにばらけた感があったのは残念。時間の経過も飛び飛びなので、どうせならエピソードを丁寧にして1年目の春~生徒会長との勝利まで、他校見学~代表戦+エピローグの3年目春、と上下巻にわけて欲しかったなぁ…と思ったけど、あとがきを見てああそれはできなかったんだなと納得。

    作者が投げかける『誰が好きですか』、私はもうダントツでドングリ。確かに、キャラごとにお約束かもしれないけどそれぞれ魅力があって、好みは分かれるかもしれないなぁ。どうやら人気らしいリーダーは、彼視点がないせいかなんかつかみきれなかった感じが大きかったな…。

    時限爆弾の話が、けっこうこう、胸に響いたというかなんというか。いや、時限爆弾より、それをふまえてのナツキの考えが、かな。
    私もちょっと自分をかえりみたけど、空虚にはならなかった。たぶんあると思うなぁ。高校時代かどうかは置いておいて。
    明日私が死ぬなら、何を思い出すんだろう。

    ていうか、ラブコメ好きとしては、けっこうアリサは本気なんじゃないかなと思うんだけどどうだろう。ドングリはいい男だと思うんだけどな私も。

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著者プロフィール

1980年千葉県生まれ。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回講談社birth小説部門を受賞しデビュー。「ブタカン」「西川麻子」「猫河原家の人びと」などシリーズ多数。2019年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が各ミステリーランキングや書店年間ランキングにランクインし、本屋大賞にもノミネートされた。

「2023年 『あかがみんは脱出できない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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