- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062777032
感想・レビュー・書評
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2024.4.6完了
酒井雅楽頭の難癖もすさまじいが、今のところ加賀藩主前田綱紀がどうするのか見もの。先があることを予見させる読ませ方なので流石と思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
徳川4代将軍家綱の加賀藩が舞台
病弱の家綱の後継に加賀藩主前田綱紀を据えたい幕府大老の思惑で前半は政局ばかりで面白くないが、主人公の瀬能数馬が出てきてから話は動きますが、シリーズ物なのでまだまだ先は見えず。
以降に期待
チャンバラ少なめ -
もうすぐグインサーガを読み終わるので、代わりとなる大河小説を探しているところで手に取った。4代将軍徳川家綱のあとに前田家から跡取りを酒井雅楽頭が画策するという設定がかなりいかれていると思ったが、それに翻弄される前田家のお話。次の巻が読みたくなってきた。
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今村翔吾さんの「ぼろ鳶」シリーズが面白くて、時代小説を読む間口も拡げてみようと「ぼろ鳶」と同じく吉川英治文庫賞を受賞した「百万石の留守居役」シリーズに手を出してみた次第です。なにせ吉川英治文庫賞の過去受賞作が早々たる面子なので外れはないだろうと読み始めたのですが、少し話が動き出すまでは「待て」の気分でした。でも動き始めてからはさくさくと読めました。琴のことにしろ、江戸詰めのことにしろ、これから色々気苦労がありそうで、前者はニヤニヤしそうですが、楽しみながらシリーズを追いたいと思います。
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権力争いや内部対立で、かなりドロドロした話です。第一巻では、主人公がそのドロドロした世界に巻き込まれていくところで終わりました。
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シリーズ第一弾。
四代将軍家綱の体調が思わしくない中、大老酒井忠勝は次期将軍候補に、外様の加賀藩主綱紀に白羽の矢を当てます。
揺れる加賀藩。とある重臣をを襲撃から助けたことから、若き藩士・瀬能数馬の運命は動き出します。
「奥右筆秘帳」シリーズの柊衛悟もそうでしたが、こちらの瀬能数馬も伸びしろのある、清々しい若者で(多分イケメン)、彼の成長が楽しみです。 -
徳川4代から5代への代替りの時期に蠢く陰謀に巻き込まれた、加賀潘の瀬能数馬。加賀潘を守るため、頭と剣の腕で立ち向かう。
史実と物語がうまい具合に混ざっており、どこからが物語なのかよくわからないくらい。まだ加賀をたったばかりで江戸さえ見えていないが、面白くなりそう。しかし、上田さんの本の主人公はいつも強いような。 -
シリーズ第一弾
五代将軍の座お巡る駆け引きに巻き込まれた加賀藩、藩内の不穏分子を炙り出す策謀に偶然巻き込まれた珠姫お付きで加賀藩士になった瀬能数馬の登場 -
これから数馬がどのように成長して行くのか楽しみです。