実験的経験 Experimental experience (講談社文庫)
- 講談社 (2014年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062778688
感想・レビュー・書評
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こんな一面があったのか、と思わせるダジャレ、ギャグ、シュールな小説ともエッセイとも判別つかない。
後半は、チョイチョイ作者の文学観が披露されるな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中でお腹いっぱいに。笑
「途中で飽きたら読むのをやめればいいじゃない」と、森さんには言われそうだけれど、読み始めたら途中でやめたくない、どんなにつまらなくても読み切りたい! そうでないと気持ち悪い…ので読むのです。と返したら「じゃあ読めばいいね」って返してくれるのかな。 -
森さんの本は初めてでした。弟に勧められた一冊。
最初はかぎかっこの位置やらなにやらでもめていて、何じゃこの本意味不明wとか思っていたけれど、読み進めて行くうちにリズムに乗せられてしまったようで、面白く読みました。なかなかこんな本かけないですよね。ミステリーを書いてて、頭の回転が速くて、客観的にみれるからこそ。
ミステリーも読んでみたいです。順番的にはどうなの、って感じですがw -
どう受け止めるかは読み手次第。
まさに、実験的な読み物。
色んなパートで構成されているが、ほぼ共通しているのは作者、読者問わず小説に関わる者へ対する疑問、問いかけ。
今までの作家人生で色々と言われてきたであろうことに、回答ではなく著者独特のひねりが効いた一言を浴びせている。
これだけ達観するには、どうすればいいのか。
どんな子供時代でどんな親の育て方だったんだろうなと。 -
先生も書評サイトは知ってるみたいだし、こんな風に書かれたら、感想が書きづらいじゃないか。いや、別に褒めたって貶したって、一読者の感想に関心がないって心から思ってるのは伝わってきました。好きに書きましょう。
中盤まで駄洒落を楽しんでいたのですが、終盤できつくなってきました。人間、一定時間に許容できる駄洒落の量が決まっているのかもしれません。「兄測らんや」はないわー( ・´ー・`)
モーリィ先生とキョゴーク先生のご本を読むと頭の良さに圧倒されます。頭の良さに圧倒されたと錯覚しているだけの可能性もあります。 -
2014/9/15読了。毒にも薬にもならないが読みやすくリハビリにはちょうど良かった。
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エッセイなのか、担当者との打ち合わせなのか、文体がコロコロ変わって読みづらい。感想としては中身の話に全く興味が持てず。
今までの著者の本も好きなものと嫌いなものがハッキリ別れていたが、これは後者の方が濃く出ており「あーそうそうこの感じが、ついていけないんだよな」と再認識した一冊。彼の実験の被験者にもなる気もなく、数ページで終了。 -
何だか不思議な感覚。ページ毎に解かるような解からないような、面白いような、つまらないような。ツボにはまるところも有るけど???な所も有る。
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森博嗣氏…書いているんだ。筒井康隆氏の解説だが、絶筆宣言のある人だけに共感するんでしょうね。
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モーリィの新刊が面白い。
「と、私が言った」
こんな自由な小説初めて