- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062811811
作品紹介・あらすじ
対立の深層を徹底分析!
事あるごとに非難合戦を繰り返し、闘争を続ける両国の結末は「真の友人」か、それとも?
経済発展が進み、わが世の春を謳歌する中国。日本は、今後の中国のさらなる成長を見込み、企業の進出も活発だ。しかし、中国では日本製品への不買運動が起こるなど、ちょっとしたきっかけで暴動が起こる。日中政府は関係強化を進めているが、現在のそれはあくまでも戦略的互恵関係であり、実際の日中関係は相変わらず悪いままだ。なぜ、ことが起こるたびに中国は日本に噛み付くのか。日中に横たわる深い溝を埋め、「真の友人」になれる日はいつになる?
感想・レビュー・書評
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中国についてかなり参考になったけど、やはり中国人目線から書かれた本であると感じました。
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書名から判断して、日本の視点で書かれたものだと思い読んでみましたが、期待はずれでした。日本に対する見当外れな記述もちらほらで、一見中立的な立場で論じているようで、最終的には終始中国の肩を持つ結論に。とはいえ、中国人(漢民族)と日本人の考え方の違いが分かり、これは今後何年かかっても一生わかり合えないなという気がしました。
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・4/1 読了.あっという間だった.この人の本は読みやすい.同じ中国関連の本でもここまですらすら読めるのかと驚いた.どこが違うんだろう.表現が簡単だからか、書いてあるのがいちいちもっともだからか.確かに捻くれてなくて素直で好感が持てた.どこまで正しいのかは別として.本心も別としてもこういう人にもっと活躍して貰いたいと思った.
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本屋をプラプラ歩いていると目にとまったので購入.
たまには中国のかたの意見も見ないとねと.
感想としては,未だ当分は仲良くなれなさそうです.
(別に望んでもおりませんが) -
日本側と中国側のどっちにもあまり寄らずに書かれているんじゃないかと。さすがに読んでて少しムッとなった所もあったけど、許容範囲内やし、筆者がいたずらに日本人を挑発してるわけでもないし、そこまでは気にならんかったかな。中国人の考え方を知るのに、読んどいて損はないかと。
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孔子直系の子孫によるエッセイ。一年半ほど前に出た単行本の文庫化ですが、できれば、北京五輪直前のいまの中国のこと、特にチベット問題などについての意見を補足として加えて欲しかったところです。詳しくは<a href="http://d.hatena.ne.jp/rockfield/">こちら</a>を。