すらすら読める養生訓 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 35
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062817288

作品紹介・あらすじ

「総ルビつき原文」と著者オリジナル現代語訳つき!
古典が分かりやすく、面白く「すらすら読める」!

今も現代人の心をとらえる貝原益軒の『養生訓』。
全体をまんべんなく読むのではなく、今の私たちにとって
もっとも耳を傾けたい言葉を掬い出し、テーマ毎に並べて、
読みやすく分かりやすく組み立て直しました!
『養生訓』のエッセンスを読み解き、今日の私たちに伝えてくれるメッセージを聞き取ってください!
新鮮な響きでいつの間にか胸に染み込んできます!

感想・レビュー・書評

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  • 自分の精神支柱本。養生について語られており、非常に興味深い。原文と訳が同時に書いてあり分かりやすい。体調が不調になると繰り返し読んでいる。先人のいう事は間違いなし。

  • 養生訓って今の視点から見ると間違っていることが多いんだけど、そういうところはカットして、今でも共感を得そうなところだけ紹介した本。
    性についてのところが面白かった。「ペッティングだけして射精しないのが良い」みたいなこと書いてるけど、いやいやいやいや……と多くの男性は思うに違いない。

  • 古典的健康本の「養生訓」をわかりやすく解説してくれています。

    養生訓の本も何冊か読んだけど、今も昔も身体の良い事悪い事なんて大してかわってないですね。

    日々養生し、天命を全うしたいです。

  • 本当にすらすらと読めました。
    原文の下に現代訳が書かれており、その訳も分かりやすい文章で良かったです。
    運動せず、ごろごろし、夜更かしし…の私は貝原益軒の教えとはかなり離れた位置にいることが良くわかりました…。
    心を穏やかに体を動かす、を忘れずに生活を見直さなければと痛感しました。

  • 「だからこそ、軽々しくイヤリングやピアスなんぞを付けるべきではない」と思った。刺青(いれずみ)も同様である。続いて我が身を振り返った。週末のたびに甘いものを貪り、定期的な運動を怠り、喫煙をし、就寝前の空腹に耐えられず何かを口にし、仕事とはいえ昼夜逆転することが多い。「慎んでよく養い」から程遠いのは確かだ。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/05/18/143837

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著者プロフィール

1927-2017。東京生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。1966-97年、北里大学教授。後に同大学名誉教授。主に文化史、生活史の視座から病気、医療、死を考察した。1980年『死の風景』でサントリー学芸賞受賞。著書:『日本人の病歴』、『病いと人間の文化史』、『明治医事往来』、『いのちの文化史』、『生と死の現在』、『養生訓に学ぶ』、『生死のあわい』他多数。

「2018年 『日本人の死生観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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