- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062837132
作品紹介・あらすじ
「君は水面に浮かんだ銀の月だ。僕は掌でつくった柄杓で、君を掬ってしまった」
愛する家族と離れ、初めて暮らすことになった街には、運命の出会いが待ち構えていた。僕が落ちたのは、100年の時をまどろむ幽霊の少女(ゴーストベイビー)との恋。2度とは戻らない思春期の中でさまよい辿り着いた、ただ1つの愛。
物語を心から愛する若き目利き古本屋店主 平田佑介氏(古本屋さんかく 吉祥寺)推薦!
人は何か大事なものを失ったり忘れたりして大人になっていく。これは失ったものを忘れなかった少年の物語だ。過去を取り戻すために、少年は語る。「さあ、物語を始めよう。」
感想・レビュー・書評
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大好きな人が貸してくれた本
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【11】
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突然、海外へ旅に出ると両親に告げられ一人暮らしをすることになった少年。暮らすことになった家で出会った幽霊の少女。それからの彼の生活はさながらラブファンタジー。錯綜する世界に、思春期の少年の心の葛藤を描いた謎めく物語。
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表紙も、表紙裏も、ページも、こわれそうにキレイな本。
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とても独特なお話だった。まるで生きてるかのような幽霊の女の子との不思議な共同生活に始まり、その合間に挿入されるエクソシストの双子の少女達の物語。この二つの物語がどう繋がっていくかと思えば待っていたのは現実。随分タイムリーな時期に読んでしまったなぁと。
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ファンタジー?なにが起こるかわからないというか、
なにが起きても不思議じゃないというか。
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釣巻和の装画が綺麗だったんで読んでみましたが。展開目茶苦茶過ぎてついて行けなかった。あと生臭さをどうにかして欲しい。
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ごちゃごちゃ と話がしているかんじがして、最初はとっつきにくい印象を受けました。でも耳比古少年と音弥少年のキャラクターに惹かれて読み進んでいくうちに、なんとなくシックリしだすという不思議な感覚のする本でした。物語の最後のほうで「そうだったんだ」と納得しこれで終わりかと思ったところ、、一番最後でまた「?」となりました。現実なのか夢なのか、、、 不思議です。夜行列車の中で読むと雰囲気がマッチしそうな感じの本です。
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ロリータコンプレックス
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愛する家族と離れ、初めて暮らすことになった街には、運命の出会いが待ち構えていた。僕が落ちたのは、百年の時をまどろむ幽霊の少女との恋。二度とは戻らない思春期の中でさまよい辿り着いた、ただ一つの愛。
《ブックデータベース より》