怪盗クイーン、 仮面舞踏会にて -ピラミッドキャップの謎 前編- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2008年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (466ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062850025
作品紹介・あらすじ
『オリエント急行とパンドラの匣(ケース)』から2年7ヶ月――。
怪盗クイーン、ここに復活!!
世界を揺るがす謎のピラミッドキャップとは!?
舞台は、ドイツの深き森のなかにたたずむ古城。なんと、その城は奇怪にも「あべこべ」に建っていた。逆立ちして地中に深くつきささる「あべこべ城」。その奥深くには、「怪盗殺し」といわれるピラミッドキャップが眠っていた。人智を超える存在、ピラミッドキャップをめぐって、怪盗クイーン、皇帝、探偵卿,謎の組織ホテルベルリンが仮面舞踏会で火花を散らす――!
感想・レビュー・書評
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はやみね先生が赤い夢の隙間に詰めるラブコメでしか得られない栄養がある…
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クイーンは、怪盗の美学を満足させる獲物として、逆さまに建っているあべこべ城にある、過去だれも盗みだすことができなかったピラミッドキャップを盗むことにします。
そこに、クイーンの師匠である皇帝(アンプルール)とジョーカーの後輩であるヤウズ、皇帝をねらうホテルベルリンもやって来ます。ピラミッドキャップを研究している学者モーリッツ教授も来ます。
さまざまな思惑をもち、あべこべ城の仮面舞踏会に集まる人々。
ピラミッドキャップとは何なのか。謎を残して、後編に続きます。 -
どうやって「ピラミッドキャップ」を盗み出したか? を、前半部で準備の様子を見せた上で後半の肝に据えるので、今までのシリーズの中でもミステリ感が強くて面白かった。
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怪盗クイーンが。ピラミットキャップを盗む話です。アンプルールや、
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舞台は、ドイツの深き森のなかにたたずむ古城。なんと、その城は奇怪にも「あべこべ」に建っていた。逆立ちして地中に深くつきささる「あべこべ城」。その奥深くには、「怪盗殺し」といわれるピラミッドキャップが眠っていた。人智を超える存在、ピラミッドキャップをめぐって、怪盗クイーン、皇帝、探偵卿、謎の組織ホテルベルリンが仮面舞踏会で火花を散らす――。
クイーンのお師匠様・皇帝が登場し、彼を狙うホテルベルリンやらそれぞれの思惑が入り乱れる仮面舞踏会ですが、まさかの皇帝がピラミッドキャップを守っていたとは・・・。最後の最後であの人に渡ってしまったけどどうなることやら。後編に期待が高まる終わり方でした。そして本筋からは外れますが、あのヴォルフが!!読みながら悶えてました。まさかのこの二人がくっつくのかしら、素敵すぎる~~。背中合わせで戦う姿が見られたらいいな。仙太郎もこのままでは終われないと思うので、次こそ活躍するでしょう。楽しみ。 -
ヴォルフとローテ、ヤウズ達三人組がかわいくって。シュバルツ→シュテラでもいってほしかったのですが、一応児童書では重いか、そうだよね・・・。
あとは仮面舞踏会仕様のお師匠様とクイーンにしびれました。
はやみねかおる、すごいなぁ。 -
怪盗クイーンが「ピラミッドキャップ」をいうものを盗むため、仮面舞踏会に参加します。どんな方法で盗み出すのか、最後までドキドキしました。
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ピラミッドキャップのなぞ前編。ながい!一応子どもむけなのに!笑
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ピラミッドキャップ。オーパーツの一種。登場人物勢揃い。皇帝も!ヤウズも!あと色々!笑 皇帝の盗めなかった宝物に遺された意志とは!!一旦解決をするも、後編があるということは…?